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自分から追放された元貴族令嬢ですが許せないので見返します  作者: 創造執筆者
一章 仕返しのための準備をいたします!
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5 商会の準備

(商会のための場所は準備できましたわ。

あとは商会の目玉商品が必要ですわ。まず、マヨネーズなら材料は簡単にそろいますわ、あれはマヨラーなんて言葉が生まれるほどですからね。きっと人気の商品になりますわ。それに、洗剤関係は外せませんね。こちらの世界ではシャンプーやリンスなんてものはないから髪がごわごわになってしまいます。それに洗剤の質も悪くて汚れも落ちづらいですね。前世の会社に勤めていたころに取引先から簡単な作り方は教えてもらいましたから、それを参考に作ってみましょう。)



~1週間後~

クレハはクリス不動産を訪れていた。1週間かけてマヨネーズとシャンプー、リンス、ボディーソープの開発がようやく終わりをむかえた。作り方は把握していたが、すぐに完成できるわけではない。しかし、苦労はしたものの、クレハは商品を完成させた。


完成した商品のテスターをしてもらう為に、お世話になった人たちに試供品を配りに行く。クレハはクリス不動産のドアを開ける。


「クリスさんいらっしゃいますか?」


「はい、少々お待ちください。おや、これはこれは、クレハ様どういたしました?」


「今度、私の商会で売り出そうと考えている商品をお世話になった方にお配りしているんです、こちらはマヨネーズとボディーソープ、シャンプー、リンスと言います。マヨネーズはなんでも付けて良しの万能調味料です。ボディーソープは体を洗うための洗剤でよく汚れが落ちます。シャンプーは髪の汚れを取るための洗剤でリンスは髪を洗った後に髪につけるとサラサラになります。ぜひ使ってみてください」


「ありがとうございます。これは私と妻で使わせていただきますね」


「クリスさん、奥様がいたんですか?」


「ええ、結婚して1年の新婚ですが」


「それでは、なおさらお渡ししたものを使っていただければよろしいですわ」


「分かりました。ぜひ使わせていただきます」


クレハはクリスに使い方を教えると、続いてノイマンの元へ向かう。

ノイマン商会の受付にノイマンに合わせてほしいと告げると受付の人間が前にリバーシの契約をした部屋に通してくれた。


「お久しぶりです。ノイマンさん」


「お久しぶりです、クレハ様。おかげさまでリバーシの売れ行きは好調です。最近はうれしい悲鳴を上げていますよ」


「それは良かったです。今回は私の商会で売り出そうとしている商品をお世話になっているノイマンさんにお渡ししたくて参りましたわ。」


クレハはクリスの時と同様に商品の説明をしていく。シャンプーやリンスの説明で髪がサラサラになるといった時のノイマンの顔は驚きに満ちていた。なんでもノイマンの娘は最近、髪の枝毛がひどいらしくてとても苦労しているらしい。


クレハは商品をぜひ、娘さんに使ってあげてくださいと言った後、自分の商会に帰っていくのであった。


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