表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/89

Immigration Bureau ~忌むグレイなバーロー

[前回の話]

 Gの恐怖!

[今回の話]

 + の恐怖?

 昼時に電話が架かってきた。

 いったい誰だ?


 +388△△△○○○○?


 よく判らないので出てみれば、自動音声が喋り出す。

 そして──。


 はあ? 入国管理局?!


 取り敢えず即切り。

 よく解らない。何なんだこれは?


 いや、判らないってわけではない。おそらくは最近よく聞く詐欺電話だろう。

 なんといっても私にはそんな疚しい心当たりなんてない。


 調べてみればやはりそうらしい。

 +で始まるのは国際電話。そして+388は過去にヨーロッパの国際通信網ETNS(European Telephony Numbering Space)などで使われていたものの現在では殆ど利用されておらず、正規の通信先とは言い難いのだとか。


 念のため近所の交番へ。


「ああ、そういうのは私のところにもしょっちゅう架かってくるね。

 大丈夫、そんなの相手にしないで放っときゃいいから」


 やはり私の対応は間違ってなかったようだ。しかし──。


 しかしもう少し真面目に取り合ってもらえないものだろうか。気持ちは解るけど、これじゃまるで私がアホみたいじゃないか……。


 つまらぬことで半日を無駄にしたものだ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
実話でしょうか +からの番号、 私にもかかってきたことが…… ナンバーディスプレイは生命線ですね おのれ、詐欺師たちめ、許せん! ここまで特殊詐欺ばかり横行して、 警察に政府はなにやっているんだ……
800とかも紛らわしいですよね……。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ