詠んでみた その14
[前回の話]
ふざけた短歌
[今回の話]
真面目な俳句
8月6日。
今日は『ジャマイカ独立記念日』です。
ジャマイカが1962(昭和37)年8月6日にイギリスから独立したことにちなんで記念日が制定されたそうです。
他にも『ボリビア独立記念日』ってのもありますね。
こっちはボリビアが1825(文政8)年8月6日にスペインから独立したことにちなんで記念日が制定されたんだとか。
まあ、どちらも国外のことなんで私たち日本人にはあまり馴染みも関係もない話でしたね。
それでは日本に纏わる記念日を。
8月6日といえば『ハムの日』。
日本ハム・ソーセージ工業協同組合が語呂合わせにちなんで制定した記念日だそうです。
……滑った?
まずはネタでボケるのがお約束かと思ったのですが……。
それでは1995年に都市と雨の共生を目指して東京都墨田区によって制定された『雨水の日』っていう蘊蓄ネタでは?
因みに二十四節気の一つ『雨水』の方だと2月19日頃だったりします。
ところで陰陽の思想によると雨の色は青ではなくて黒なんだとか。
そして『黒い雨』といえば……。
いや、こんな入り方をするのは不謹慎なんですが、一応は関係する話なんで……。
そう、8月6日といえばやはり『広島平和記念日』でしょう。日本人なら避けて通れない広島県広島市が制定した記念日です。
1945(昭和20)年8月6日の8時15分、広島市内に原子爆弾が投下されました。
そんな歴史的な悲劇から目を背けず、犠牲者の霊を慰めるとともに世界平和について考えるのがこの日です。
因みに1955(昭和30)年のこの日には広島県で第一回原水爆禁止世界大会が開催されました。
というわけで本題。
雲の湧く デルタの空や
響く鐘
戦没者への追悼の意と、平和への祈り、そして警鐘。
私だって偶にはこんな真面目な俳句も詠むんです。(笑)
実は前日の予約投稿です。
悪天候とかだったりしなければいいんですけど……。(笑)




