詠んでみた　その11

　なんか最近寂しくなることが多いこの頃。

　今回はそれに因んだテーマで詠んでみようかと思います。

　……そろそろ、詩で投稿することを考えた方が良いのだろうか……。

　巨星墜つ

　人を沸かせた伝説の

　長き眠りに

　島中泣けり

　伝えたい

　説きたい想いがここにある

　不死鳥の如く

　朽ちぬ夢かな

　有終の美飾る笑顔

　りっぱなり

　難なくこなす

　うれしげにして

　やはり長嶋茂雄さんが亡くなったことは野球ファンでなくとも寂しいですよね。

　彼の冥福をお祈り致します。

　さて、この後はそれとは別になるのですが、せっかく作ったので序(つい)でです。

　なんじゃこら？

　意味不明なるカタルシス

　騙る死すべき者とは何ぞ？

　流行りかな 不幸の手紙 ネットでも

　独善的な毒 読者かな？

　中小の便りを流す便所かな

　大なるものに悩む者あり

　たそがれの便りに沈む者ぞあり

　雲に隠れて笑う哲学

　よいやみに消える光の寂しさよ

　うん 栄華なるほどの虚ろさ

　幽世に映る君の影 儚くて

　月詠の歌 星に届かん

　自分で詠んでおきながら、相変わらずわけが解らんな……。