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詠んでみた その9
[前回の話]
とある木の考察
[今回の話]
別の木の考察?
神から遠ざかる道は近い
物質世界を彷徨う人類
現実を見れば真実が解る
国はいつだって不安定
学べども嘲笑を受けるだけ
報われぬ努力に悩むばかり
人は死して星となる
ただ月が笑うだけの世界
人は何かを渇望する
そして手に届かぬと絶望する
卑屈さを慰める色欲
色は雑ざり合いより醜悪になる
夜の闇に嬌声が響き渡る
貪る者に心は無い
力の限り荒れ狂う
不条理なまでの残酷さ
目を逸らし無関心とならざるを得ない
自分だけはそう在りたくない
隠者は拒絶し愚鈍と化す
神は死んだ
これからは超人の世界だ
世界に暗闇が訪れる
もはや王冠に意味は無い
クアッ クアッ クアッ!
ブラックデビルだぞ~♪
こっちはその8の裏バージョンです。
といっても資料なしで思慮なしの適当なものですけどね。




