なるほど! ザ・ワールド
[前回の話]
ストリッパー
[今回の話]
トリップする話
最近漫画ばかりを語ってきたので、偶には真面目な話をしてみようかと思います。
読者の皆様方はキリスト教についてどのように理解しているでしょうか?
正直私にとっては最もクソな宗教の一つでした。
だってその教えの表面だけをみればねぇ……。
例えばその唯一性。
理解し合えない敵を駆逐すれば、世界を己の考えで塗り潰し一つにすれば世の中に争いは無くなり平和になるという解釈。
そりゃあ相手がいなければ喧嘩も何もないですしね。正に一にして全ですわ。
例えば予定説。
選ばれし者の神の教義による選ばれし者のための世界?
頭に蟲でも湧いてるんじゃないの?
選民思想を増長させるヤバい物以外の何物でもありません。
三位一体。
父(神)と子と精霊。
これらは全てが一緒か否か?
同じ神を崇めながらこんなことで揉める仲間たち。
アホだわ。
こんな歪んだ教義が蔓延しているせいか、私もすっかり神に不信感を募らせるばかり。
そりゃあ、東洋思想でも諸行無常を言ってますし、科学も保存法則を突き付けてきますし、争いは世界を動かす理です。
これのいったいどこに愛があるの?
ここで発想の転換。
敢えて己のエゴを優先させ、然るのちに他者との共存を図る術を探る。
……いや無理でしょ。
それじゃまるで漫画か小説家かゲームの主人公。
完全に中二病の発症だ。
やってられるかと現実逃避。
取り敢えず別作品の続きでも考えるか。
──なんて思ったところで、ふと思う。
以前から思ってたことが引っ掛かる。
執筆って神様の模倣じゃない?
それにこの作品は何に書いてるの?
これを管理しているのは誰?
他の利用者の存在は何?
そこでなんとなく気づいた気が。
そんな私のキリスト教に対する解釈を『小説家になろう』に喩えて説明してみようと思います。
[三位一体]
父(神):魂です。私やあなた自身の現実世界の本体。中の人がこれに該当します。
子:肉体です。創作活動ためにはアバターというか、HNがないと。
精霊:理。システムや管理者です。運営さんは見てますよ。
──というわけで『小説家になろう』というサイト世界は三者のどれが欠けても成り立ちません。故に『三位一体』という結び付きが大事なわけです。
[神の唯一性]
そりゃあ、私もあなたも一人でしょ。
そして私はあなたじゃないですし、あなたも私じゃありません。
ログアウトしてみれば解ります。
[神の秘匿性]
自分の個人情報を流すメリットはないですもんね。
[予定説]
自分の作品は作者が作る。
その他はどんな人物であろうと、作品では脇役かただのモブなんです。
[世界観]
多分魂は別次元。肉体という影だけがここにある。
ならば同じ世界で活動する影仲間同士。弱い者苛めするよりもみんなで仲好くしましょうよ。
これなら辻褄の合う気がしませんか?
というわけで、現実世界もイデアという外の世界から見た仮想世界なのかも知れません。
ロジック オア トリック?
理屈か屁理屈か。
某TCGにこんなカードがあったりして。(笑)
嘘か真か《Fact or Fiction》ならありましたしね。
※実は全部がはったりです。
でも、これが「宗教的な事柄に自分の意見を利用しないように注意してください。」というシルクとやらになるのなら……。
墓穴で死亡確定だな……。




