油か水か
[前回の話]
作品タイトルは難しい
[今回の話]
応援のコメントも難しい
ここ『小説家になろう』というサイトではいろんな投稿者がおられます。
プロとして活動をしておられる方を始め、彼らに憧れそれに続かんと創作活動に励む者、そこまでの野心はなくとも高い創作意欲を持つ求道者的な者、そして何も考えず気分委せで作品を上げる者。あと、そんな様々な作品に対し感想を送る読者も。
私だと最後の二つに該当します。
作品を作るにしても複雑なことを考えるのは苦手ですし、なによりもそこまでしようにも気力が続いてくれない。熱し易く冷め易い性格故にその場の勢いに委せてでないと物事ができないタイプです。
そんな自覚があるため、己の創作に高い意欲を持って活動される方には尊敬の念を懐きます。そしてときには彼らに作品の感想や応援のコメントなんかを送ってみたりもするわけなんですが……。
今回はそんな応援のコメントについての話です。
いや、素直に「期待しています」「頑張ってください」でよいのではないかと言われればその通り。受け取った彼らもそれを燃料としてやる気の炎を一層燃やしてくれることでしょう。
ええ、多分これが一般的。それは解っています。
ですがその善意は同時に彼らにプレッシャーを与え心身を削らせているのではと、ついそんな風に心配になってくるわけで。
それ故に「根を詰め過ぎないように」「もっと気楽に休み休みで」みたいなことも言いたくなってくるんですよね。やる気に水を差す行為とは解っているのですが……。
決して同類欲しさに彼らの堕落を望み、足を引っ張ろうと考えているわけではありません。
でも、客観的視点に立つとそんな見方もできると考えられるわけで……。
というわけで応援したい気持ちと気遣いの気持ち、この相反するふたつの気持ちのジレンマに悩んで……はいませんね。(笑)
所詮私は難しいことを考えるのは苦手なんで、そのままふたつの気持ちを素直に伝えることにしています。
創作に携わる投稿者の皆様方、無理のない自身に合ったペースで頑張ってください。
取り敢えずこんな感じです。




