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ああ勇者、君の苦しむ顔が見たいんだ  作者: ユウシャ・アイウエオン
第二章 新たなる自分への転生(人間やめよう)
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33話 新たなる愛しき人

「あ…… あの…」


僕にお姫様抱っこされたシルビアたんが、僕を見上げる。


「なに?」


僕はそんなシルビアたんの顔を覗き込むようにしてそう答える。


「あ、あなた……… 誰?」


シルビアたんは怯えた視線で僕の事をみる。


その視線は「うわー…… もっとやばそうなの出てきちゃったよぉ」とでも言っているかのようである。


「うわぁ…… 勇者よりやばそうだよぉ…… シルビアもうだめだ」


てか、口にだしていた。


正直だなシルビアたん。


まぁ、否定はしないけどね。


「とりあえず、奴隷化の手続きを済ますね…… 僕が誰かはその後に教えるよ」


僕はとりあえずそう言ってシルビアたんにニコリと微笑むのだった。


――――


――――


奴隷市を出た後、僕はいつもの宿屋へとシルビアたんと共に帰宅した。


「お帰り! 星屑!」


「ただいま、マリア」


宿に帰ると、マリアが早速僕を出迎えてくれた。


僕はそんなマリアを抱き上げ、よしよししながら撫でてあげる。


「えへへ……」


僕がなでてあげると、マリアは嬉しそうに顔をほころばせた。


相変わらずマリアは可愛い。


ああ……


可愛い嫁が二人もいるなんて僕はなんて贅沢なんだ。


少し前の僕が見たら「爆発して大気に霧散した挙句宇宙に上ってダークマターと同化しろリア充めっ!!」位の事は言っていただろう。



「さて、それじゃあ改めて……」


僕はマリアを床に下ろし、そしてシルビアたんを見据える。


「シルビア…… 君はこれから一生僕の奴隷だ」


僕はシルビアたんを見つめ改めてそう宣告する。


ちなみにシルビアたんとの奴隷手続きは、奮発して最高級の白金貨三枚(三千万相当)コースを選択した。


このコースは完全に主から逃れられない永続奴隷契約コースだ。


しかもこの後、シルビアたんに僕のギンギンにファイナルウェイクアップした魔皇剣ザンバットソードをエンペラーフォームするので、その際にスライムも流し込んで肉体的にも隷属下に置こうと思う。


ついでに悪魔的な、ちょっとアレな感じでエグイ契約もしちゃおうと思う。


そんな感じで、法的にも、肉体的にも、魂的にも……


シルビアたんを全て僕の物にしてしまおうと思う。


ガッチガチに束縛して、一生僕から逃げられないようにしとこうと思う。


くふふ……


そんな訳でシルビアたん?


「君はこの僕、御宮星屑の永遠の奴隷だ」


僕はそう言って、身長を元に戻し…… そしていつもの髪型に戻す。


「え……?」


そして、そんな僕の姿をまじまじと見つめて、驚くシルビアたん。


「き…… 君は…」


シルビアたんは息を飲み、目を見開き… 僕の目を見つめる。


「シルビア…… 約束通り君を守りにきたよ」


僕はシルビアたんの目を見つめて、そう言ったのだった。


「あ……… ぁう」


シルビアたんはただ驚愕する……


「ぅぁ……」


そして安心したように小さく息を吐き……


「ぁ…… ぅそ… 本当にぃ…?」


そしてぷるぷると振るえ、瞳に涙を溜める。


僕はそんなシルビアたんの瞳に溜まった涙を、人差し指でぬぐってやる。


そして……


「シルビア、君を愛してる…… 一目見たときから、僕は君に運命を感じていた」


「ふぇ……!?」


僕はシルビアたんを真剣なまなざしで見つめ…… そして告白する。


その僕の告白に驚き、体をビクリとさせ顔を赤くさせた。


「君は一生僕の物だ…… 愛してる、誰にもわたさない」


僕はシルビアたんの頬を、さらりとなでる。


「はぅ…ぁ」


それにまた一つ、びくりと体をはねさせるシルビアたん。


瞳は潤み、切なげに僕を見つめている。


「おいで…」


僕はシルビアたんの細い腰を抱き、少し強引に抱き寄せる。


「ぁ……」


少し困惑したように…… でもどこか嬉しそうな表情を浮かべるシルビアたん。


「君は一生僕の愛しい奴隷だ…… いいね?」


「んッ!? ん、んぅ……… ひゃ…… ひゃい…」


僕はシルビアたんをそっと…… 誓いの口付けをする。


シルビアたんは、その口付けに体をぶるりと震わせ…… 


そして熱い吐息と共に返事をする。


「んぁ……」


そっと離れる唇。


シルビアたんは少し蕩けたような表情で、「ぽやぁ」としたままに……


どこか熱を帯びた視線を僕に向ける。


「しょ、少年……… シルビアは…」


そしてシルビアたんは、ぽやぁ…としたまま熱っぽく小さくそう呟く。


僕はそんなシルビアたんの……


「きゃ!?」


そのふるふると震える愛らしい頬を……


「バシィ」と軽くビンタする。


「ふぇ……………… えぅ?」


少し赤くなった頬を押さえて、驚いたように僕を見上げるシルビアたん。


僕はそんなシルビアたんをニヤリと見下し……


「少年じゃなくて、ご主人様だろう?」


ドS全開でそうのたまう。


「お前は僕の…… 可愛い可愛い奴隷なのだから」


シルビアたんを愛しく見下し…… そう言い放ったのだった。


「はぅ……ぁ…」


その僕の発言に……


「きゃぅ……ッ!」


体をぶるぶると震わせるシルビアたん。


「ひゃい……」


その瞳は悩ましげに潤み、その吐息は艶かしく熱を帯びる。


その表情はとろっとだらしなく蕩け……


そして幸せそうで嬉しそうだ。


シルビアは……


「シルビアの…… ご主人さまぁ…」


叩かれて赤く染まった頬と反対の頬も……


同じく真赤に染めて、そう言っのであった。


――――


――――


「ねぇ、星屑」


「ん? なに?」


ベットの上。


左手には全裸のまま幸せそうな顔で寝ているシルビア……


そして右手に全裸のマリアを抱えて、賢者タイムの僕。


「ゾンビになって、グールになって、悪魔になって…… 次は何するの?」


そんな僕の胸元にすりすりと頬を寄せて、マリアがそう呟く。


「ん… そうだなぁ」


とりあえず……


とりあえず当面、レベル上げはしない。


と、言うか出来ない。


何故なら、人間界にいながら殺せる高レベルモンスターで、ハイドドラゴンより強力な奴はいないからだ。


つまり、これ以降は魔界へと進出しなければ効率的にレベルを上げる事はできないと言う事である。


しかし……


魔界の生物は、恐ろしい事に…… 最低ラインで1000レベルなのだ。


雑魚キャラで1000レベルのフィールドとか…… 


まじないなぁ。


まぁ、そんな訳で、次のレベルアップの段階に行くには、まだ準備が必要だ。


具体的には、大量の金、有能な人材、大型の研究施設…… 


次の段階に行くための…… 大掛かりな準備が必要だ。


そして、それには…… 


「うん、そうだなぁ……………… 裏ギルドでも立ち上げようか?」


強大な力が必要だよなぁ。


くふふ……


「星屑あったかぁい……」


……………………………………マリアさん?


あなた、人の話聞いてる?







第二章 新たなるあくまなる自分への転生 完

※ 次章のプロット作りに入ります。

  続きは10日後に。


 あと三日後くらいに、ノクターンにエロパートを書こうと思うので興味のあるかたは「ユウシャアイウエオン@」をチェック。

ブログに載せるのとは別内容になります。 ※投稿しました。



御宮星屑 Lv1280


【種族】 カオススライム 上級悪魔(ベルゼバブ)


【装備】 なし


〔HP〕  7050/7050

〔MP〕  3010/3010


〔力〕 7400

〔魔〕 1000

〔速〕 1000

〔命〕 7400

〔対魔〕1000

〔対物〕1000

〔対精〕1100

〔対呪〕1300


【契約魔】


マリア(サキュバス)


【契約奴隷】


シルビア


【スライムコマンド】


『分裂』 『ジェル化』 『硬化』 『形状変化』 『巨大化』 『組織結合』 『凝固』


【称号】


死線を越えし者(対精+100)  呪いを喰らいし者(対呪+300) 


暴食の王(ベルゼバブ化 HP+5000 MP+3000 全ステータス+1000)


龍殺し(裏)


【スキル】


悦覧者アーカイブス』 『万里眼ばんりがん(直視)』 『ストーカー(Ⅹ)』


『オメガストライク』 『ハートストライクフレイム』


味確定テイスティング』 『狂化祭(カーニヴァル)』 『絶対不可視殺し(インビシブルブレイカー)


常闇の衣(コートノワール)』 『魔喰合(まぐあい)』 『とこやみのあそび』 


喰暗い(シャドークライ)』 『気高き悪魔の矜持ノブレス・オブリージュ』 『束縛無き体躯(フリーダム)』 


完全元属性(カオス・エレメント)

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