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銃は剣よりも強しっ!  作者: うらにうむ
第一章 転機
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協力

なんか、いそがしかったので、おくれました。


ごめんなさい。


~~一時間後~~


「戦争中の魔界を治めるために魔王になったと…」


「ええ、そうよぉ…ツムギちゃん?そろそろ離れたらぁ?一応部下もいるのよぉ?」


「やです。もう少しこのままがいいです」


抱き着いたままのツムギを撫でながら、現状は把握できた。


「よしネム、決めたぞ」


「分かってましたよ…協力したいんですよね?」


「おう、当たり前だろ」


「ゼランに手を貸すのは不服ですが…もとはといえば私の勘違いだったわけですし、私もやりますよ。不服ですが!」


「ええ、人手は少ないから助かるわぁ」


「コルネ、幹部のみんなを呼んできてくれますか?」


「はーい」


~~数分後~~


「左からメレス、ゼノビア、ディード、ヘイル。他にも幹部はいますが、仕事に出ているので、後で紹介しましょう」


「僕はメレス・アリシア。魔王軍の医療室と研究室を纏めてるよ。わからないことがあったら何でも聞いてね」


栗色の髪に長い獣耳が生えている兎人だ。


眼鏡をかけ、白衣を着ている。いかにも博士といった雰囲気の女性だ。


「自分は後衛育成担当でディードの姉、ゼノビア・セミラミスであります」


エメラルドグリーンの髪で片目を隠した小柄な女性。


額に白い角が生えているので、鬼族だろう。


「んでオイラがゼノビアの弟、前衛の育成担当、ディード・セミラミスだ。よろしくな!」


同じく、エメラルドグリーンの髪で、愛想のいい男だ。


姉と違って、巨漢という言葉が似合う鬼である。


「…」


そして、最後の一人…昨日、侵入していた俺を発見した女性、ヘイルだ。


青色の瞳と、薄い青色のロングヘアーの女性だ。


冷たい視線をずっと浴びせてくる。


…正直怖い。


「お言葉ですが魔王様。この者を全く信用できません。あなたの命を一度は狙ったものですよ?」


「ですが、この人は私の…」


「ええ聞きました。ですが…」


まぁ、だろうよ。


ツムギとヘイルが話し合いをしていると横からディードが口を開いた。


「んじゃあよヘイル、一つ厄介な仕事を頼んで、それをこなしたら信用してやるってのはどうだ?」


「…なぜ仕事をこなせば信用するという話になるのか分かりません」


「魔王軍の利益になることをやってくれたって考えたら少しは信用できるんじゃねえか?」


「…はぁ」


「ユウキ、お前もそれでいいか?」


「おう、できることならなんでも」


「よし言ったな?んじゃ…テイツの首領の暗殺にでも行ってもらおうか」

もう少し進んだら現状整理として今までの話のまとめみたいなの(?)を投稿する予定です

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