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何で描写できないのか

 描写力がないからです。

もっと書くと、描写のツボというのがいまいちわかっていなかったりします。


 おそらく描写が必要なのは、漫画で言うところの場面転換の時ではないかと思います。

漫画を描いていた方ならわかると思うのですが、場所移動や視点の切り替えなどで、主人公の周囲を描写しておかないと、どこにいるのかがわからなくなってしまいます。漫画の場合は、ほぼ常に背景が必要な状況だと思うのですが、描きなれていない人にとって背景は大変です。


 これを、小説に応用してみると、主人公が場所移動したり、時間が経過した場合に、5W1Hを表すために、それぞれの描写が必要になると思います。ところが、なかなかできません。私は、作品を書くときに静止画+動画で見ながら書いています。主人公がどこにいるかは、自分の頭で把握できているので、つい読者のための描写をすっぽかすことになってしまいがちです。そのせいで、適切な描写をすることができないのだと思います。


 もう一つの理由は、描写が難しいことが挙げられます。漫画をやっていた時に、「目でデッサンする」ことの重要さを入門書で説かれました。漫画で描く必要のある対象を、目で丁寧に見ていく作業です。服の皺の流れや重なり方、郵便ポストの色合いや形や大きさなどを、普段見ているときより丁寧に見て脳に印象付ける作業です。これを、文字に変換して、言葉でデッサンを続けていくようなやり方が、描写になるのだと思います。はっきり言って大変です。語彙力も必要になってくるため、書かずに済ませられたら楽です。


 苦手なことは避けて通る傾向が強いのと、ノリノリで書いている時と比べて、描写は、タイピングと脳の文章出力のスピードが、シンクロせずグズグズになってしまうので、ストレスがかかり、描かずに済ませようとするのではと思います。

 

 特に具体的なイメージを、思い描けないファンタジー物を書いている場合は、描写をすることはより困難になるでしょう。映画や画集などで、モンスターの形状や武器、防具などを映像で想起できる場合は別ですが、

私の場合ファンタジーを書くと、脳内の画像+映像がアニメになってしまいます。できる事ならリアル映像で再生してみたいです。


 他にも描写の方法として五感を活用するのがいいのですが、これは実際に経験していないと、とても描けるものではないです。可能であれば取材をして体感するのがいいと思います。


 描写も、凝り始めるとくどくなって、読み手にとって読みづらい文章になってしまうので、ほどほどがいいと思います。


 過不足なく、適切な描写ができるようになりたいです。

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