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久しぶりの挨拶

「車っていいですねー風が気持ちいいですー」

「そうだねー精霊さんもびっくりー」


 後ろに乗っている二人はのほほんとしながら、風を浴びていた。

 車自体、馬車のように天井があるタイプではなく、オープンになっているため風は直接当たる。


「たしかにな」


 そのため、風が当たる感覚は気持ちいいのは分かる。

 さて、トトリ王国となると本当に真反対。


 今まではアルバ王国から東に進んでいたが、西へと進んでいっている。

 リトバー公国へと入国し、久々に戻ることになった。


 と言っても、それほど久しぶりでもない。

 まさかこんなにも早くここに戻ってくることになるとは思わなかった。


 急ぎではあるが、ちらっと顔を見せに行くか。


「おお! ボスじゃねえか!」

「よぉ! 待ってたぜ!」


「ああ。久しぶり」


 俺たちはギルドの中に入り、仲間たちに挨拶を済ませる。

 やっぱり、一番最初に来た国ということもあって安心感がすごい。


 ここが俺の居場所だって言われても違和感なんてない。


「アルトミスさん呼んできますぜ!」 


 そう言って、嬉々としてアルトミスさんを呼びに行った。

 そこまで長居する予定でもないのだが、まあ挨拶はしておくべきか。


 しばらく待っていると、アルトミスさんが満面の笑みでやってきた。


「やぁやぁ! 我が家族よ! 久しぶり!」


 アルトミスさんが妙にテンションが高い感じで入ってきた。

 アイラとナナにハイタッチをして、俺にも求めてくる。


「元気いいですね」

「そりゃ、仲間が顔を見せてくれたからね」


 俺もハイタッチをすると、満足そうにアルトミスさんが笑う。


「ところで、ここに来たってことはある程度旅は終わったのかい?」

「いえ。ちょっと用事がありまして、トトリ王国の方へ行こうかなと」


「トトリ王国……となると、アルバ王国の隣か。また遠い場所に向かっているね」

「まあそれはそうですね。自分からしたくてやっているので、苦ではないですが」


「いやいや。素晴らしい。君は行動力が高いからなぁ。私も見習わないと」


 それよりも、と言ってアルトミスさんは俺が持っているカメラを覗き込んだ。


「ちゃんとカメラは使ってくれているかい?」

「もちろんです。本当にありがたい限りで」

「いやー嬉しいね。英雄の旅路に貢献しているとなると誇らしいよ」

「英雄だなんて、何も出てこないですよ」

「私は冗談を言うのが苦手でね。本当のことを言っているまでさ」


 さて、とアルトミスさんは立ち上がり、俺の肩を叩く。


「邪魔をしちゃいけないね。ありがとう、顔を見せてくれて」

「いえ。俺も会いたかったので」


「ま、それじゃあまた会おう。今度はしばらく先になりそうかな」

「そうですね。真反対に行っちゃうので」


「寂しくなるなぁ」


 と言いながら、彼は背中を押してくれた。


「頑張れよ。応援しているよ」

「はい! ありがとうございます!」


 挨拶を済ませた俺は、もう一度車に乗り込んで移動を開始した。

 久しぶりの挨拶。たまには悪くないな。


 ここでの思い出がまた蘇ってきた。

 今回は急ぎだったから、少ししかいられなかったけど。


 今度はのんびりとここでいたい。

 まあ、少し先の話になるだろうけど。


「元気そうでよかったですね」

「ねー」


「ああ。ここはもう、俺がいなくてもやっていける」


 俺が来る前も、いい国だったが、今はもっと素晴らしいものになっている。

 さて、今度はアルバ王国……か。


 さすがに嫌だから遠回りをするか。

 時間はかかるが、車だから問題はないだろう。


「国を経由しないとなると……面倒事になる予感がするけれど」

新章開始です!!!


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