勇者剥奪(リイド視点・ざまあ)
「戻ってきてしまったか……」
「リイド、私たちはおしまい……だわ」
リイドたちは知らないうちにアルバ王国の宮廷に戻ってきていた。
ただ、愕然とするばかりである。
どうして戻ってきてしまったのか。原因は分からない。
ただ、事実としてアルバ王国の宮廷にいる。
今から逃げよう……なんて思ったのだがもう遅かった。
見張りの兵士たちに見つかり、リイドたちは王の間へと連れて行かれていた。
「……戻ってきたか」
静かな王の間にて。
リイドたちは跪いて、ただただ床を見据えていた。
国王を見ることができないのだ。
見上げてしまったら最後、自分たちの首が飛ぶかもしれない。
なんせルイトの奪還だけでなく、王女を連れ戻すことも失敗したのだ。
普通に考えて死罪だろう。
「ルイトとナナの姿がないが。これはどういうことだ?」
「……申し訳ありません。失敗しました」
リイドが答える。
もう息苦しくて仕方がなかった。
もう早く解放されたい。
こんな空間にいたくない。
「宣告する。貴様らの勇者の称号を、今日をもって剥奪する! 我が国家の恥だ!」
国王が叫び、リイドたちは何もいえずただただ床を見た。
「勇者の称号を剥奪するだけで済んだのは、まだナナが生きているからだ! せいぜい、ルイトとやらに感謝するのだな!」
「……それでは、僕たちはこれから何になるんですか?}
「私たちは普通の冒険者に?」
「最低ランクのな。最低ランクとなると、報酬も低いが死ぬよりはマシだろ?」
最低ランク……となるとスライムくらいしか倒す権限は与えられないだろう。
本当に生きていくにはギリギリのライン。
「以上だ。それでは貴様らは帰れ」
「分かりました……」
「失礼します……」
そうして、リイドたちは宮廷を後にした。
夕暮れの空を見上げ、大きく嘆息する。
「これからどうする?」
「どうするって、どうしようもないじゃない」
「どうしようも……ないか」
「それか、私たちもアルバ王国から出る? ゼロから、また始める?」
「……それが一番かもな。ルイトが行ったことがない国に行こう。もうそれしかない」
「そうね。そうしましょう」
リイドたちの背中は虚しかった。
勇者ではない、彼らはもうお一般人なのだから。
そんな彼らの前に、二人の男が現れた。
「君たちに手助けをしよう。私、神からのギフトだ」
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