レベル10000超え!
「隠しダンジョンに来たってことは、あれをしないとな」
「そうだねー! 攻略の続きをしないと!」
「ルイト様のかっこいいところ、もっとみたいです!」
よーし、盛り上がってきた。
俺はアイラに頼んで、レベルアッププログラムを起動してもらう。
今度のリスポーン地点はゴブリンを倒した場所。
第一階層だった。
目の前には大きな扉があり、強力な魔力を感じ取れる。
そう、ダンジョンには階層ごとに主がいる。
主を倒さないと、下の階層には行けない。
そして、第一階層といえば俺に苦い思い出がある場所だ。
「グリフォン……か」
俺は第一階層。グリフォンの場所で仲間に追放……見殺しにされた。
正直言って、この扉を開くのは辛い。
でも、この扉の先で俺は変わった。
ここから俺の人生は大きく好転したのだ。
リイドには裏切られたが、おかげでアイラやナナと出会った。
思い返してみれば、それほど悪くはなかったかもしれない。
「やってやるか……!」
俺は扉を押し開き、件の魔物と相対する。
――ビシャァァァァァン!!
目の前には図体のでかい魔物。グリフォンの姿があった。
翼を大きく広げ、こちらを威嚇している。
「久しぶりだな……! お前を倒しにやってきたぞ!」
俺はあの時とは違う。
変わったのだ。
仲間と出会い、レベルも上げた。
まだまだ自分は弱いと思っているけど、彼女たちの期待を裏切ることはできない!
剣を引き抜き、グリフォンへと走る。
「はぁぁぁぁ!!」
一閃。
ガチンっという斬撃音とともに、グリフォンの片翼を切り落とす。
よし……! こんな感触は初めてだ。
間違いなく以前より俺は成長している。
「かっこいいです!」
「ここを乗り越えたら、もっと高みを目指せれるよー!」
「ああ!」
さらなる高み……。
俺は世界を見たい。しかし、世界を自由に見るには強さが必要だ。
俺にはまだまだ足りない。
旅をする力が、誰かを救う力が……!
『レベルアップ補助機能を起動。グリフォンを討伐することにより得られる経験値量が百倍になりました』
瞬間、コアの声がダンジョン内に響く。
レベルアップ補助機能……よく分からないが、経験値が百倍になる。
「すごい……コアがルイトを助けようとしている! こんな人間、やっぱり初めて見たよ!」
こいつを倒せば、俺はもっと強くなれる!
「グリフォン! 俺がお前を倒す。絶対にだ!」
俺は壁を駆け上がり、思い切り蹴り飛ばす。
そして、グリフォンの真上にまで跳躍した。
さぁ、一気に行くぞ!
「《斬撃強化》《一撃強化》《炎属性付与》!」
剣に思い切り魔法を付与する。
最大限に効果を上げ、相手の最大弱点をつく。
「一撃必殺! 《獄炎斬》ッ!」
強大な炎をまとった剣が、グリフォンに振り下ろされた。
瞬間、世界が真っ赤に染まる。
バチバチと火花が散り、空間が歪んだ。
視界が元に戻る頃にが、グリフォンが姿すらも残さず消えていた。
――――――――――――――
経験値56322664✕100取得
ルイト LV10322
攻撃 85423
防御 81234
特攻 12412
特防 10041
運 1021
――――――――――――――
経験値が入ったこと知らせが入ると、体が一気に脱力する。
よっしゃ……よっしゃ!
「レベルが10000を越えたぞ!!!!」
これが隠しダンジョンの力……!
すごすぎるだろ。
「めっちゃかっこよかったです! なんですか今の技!?」
「あはは、なんか思いつきでやってみたらできた」
「そんなことできるんですか!? やっぱり真の英雄はあなたですね!」
「いやー、あははは」
困っていると、アイラが肩を叩いてくる。
「おめでとう。第一階層はクリアだよ」
第一階層のクリア……。
あれ、これって人類初じゃね?
いやいや、バーチャルだからそんなことはないか。
あくまで擬似空間だからな。
「さぁ、次は第二階層……クリアできるかな?」
「ばっちこいだ! まあ、今日は夜も遅いし休むけどな」
そう言うと、いつもの寝室に隠しダンジョンが姿を変える。
今日は疲れた。
しかし、よく眠れそうだ。
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