ルイトが生きている?(リイド視点・ざまあ)
リイドたちはろくに宿を確保することができず、野宿を繰り返したいた。
家を買っても良かったのだが、自分のプライドがそれを許さなかった。
これも彼の悪いところである。
変にプライドを持っているせいで、幾度となくろくなことを起こさなかった。
もちろん、そんなろくなこともルイトが防いできたのだが。
「国王様から呼び出しだ。どうやら緊急らしい」
「緊急? 『アルカディア』攻略の催促かしら……」
『アルカディア』攻略は国家の使命でもあった。
あそこはいつ崩壊してもおかしくはない。
もし崩壊すれば……国家は甚大な被害を受けることになる。
国王をその件を深刻に見ていたから、きっとそれだろう。
リイドたちは宮廷に向かい、国王の間を開く。
すると、国王から糾弾される。
「貴様たちの勇者の称号を剥奪する!」
リイドたちは突然そんなことを言われ、ただ口をぽかんと開くことしかできなかった。
一体全体どういう意味なのだろうか。
自分たちは一切、処刑を宣告されるようなことはしていないはずだ。
しかし国王の顔からは冗談とも思えない。
「どうして死んだと報告したはずのルイトが私の娘であるナナと国境を越え、リトバー公国にいるのだ! 先日の報告の件から考えて、貴様らが指示したとしか思えない!」
「ちょ、ちょっとお待ち下さい! ルイトが生きているってどういうことですか!?」
ルイトは間違いなく死んだはずだ。
なんせ、アルカディアの下層に落ちたんだぞ。それに、あんな爆発に巻き込まれて。
それなのに、生きて脱出し、尚且つ王女様と合流している……?
意味がわからない。どうしてそんなことになっているんだ。
「何かの間違いです! 私たちがそんなことするわけないじゃないですか!」
「ベレアの言う通りです! そんな計画を立てるわけがない!」
「貴様ら……とことん反抗する気だな……!」
「別にそんなことは……!」
何を言ってもうまい方向に進まない。
国王は完全に裏切られたと思っているらしい。
「なら、私の娘であるナナを連れ戻せ! さもなくば、勇者の称号の剥奪をする。そして……ルイトを連れ戻せ。彼は『アルカディア』から生還した男だ。貴重な人材なのは間違いない」
「……分かりました」
「はい。国王様……」
リイドたちはそのまま兵士たちに取り押さえられ、宮廷の外につまみ出される。
ただただ呆然と佇み、リイドはぼやく。
「殺したはずなのに……どうして生きているんだ?」
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