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依頼達成おめでとうございます!

「依頼達成おめでとうございます! 聞きましたよ、あなた様が敵を薙ぎ払ったと!」

「そうなんだ。彼は本当に化け物じみた力を持っている」


 青髪の冒険者と受付嬢さんに祝われて、少し照れくさくなる。

 俺自身、あまり活躍していたとは思えないんだけど……こう言葉にしてくれると励みになる。


 ナナの心労もかなり来ていたようだが、どうやら落ち着いたらしい。

 嬉々とした様子で「これで依頼クリア……!」と笑顔を見せていた。


 アイラはケロっとしている――というか当然だろう……みたいな表情を浮かべている。

 というか、ドヤ顔でこちらを見ていた。


 いや、本当に隠しダンジョンのおかげです。

 アイラ様には本当にお世話になっております。


「それで、こちらが今回の報酬になります!」


 受付嬢さんが、どさっと大きな袋を置いた。

 ななな……なんだこれは!?


「あの……これってこの国でどれくらいの価値があるんですか?」


 尋ねると、受付嬢さんは笑顔で答える。


「ざっと一か月遊んで暮らせる金額ですかね?」

「ええ!? そんなに貰っちゃっていいんですか!?」


「いいんですよいいんですよ! 受け取ってください!」

「あ、ありがとうございます」


 こんなに貰っちゃって、なんだか申し訳ないなぁ。

 それに、長くここに滞在するわけでもないから使いきれるかどうかも怪しい。


 もちろん、国を出る時に別に金貨に変えられるだろうが損する場合もあるしな。

 せっかくだ。ここは少しだけ奮発しよう。


「ギルドのみんな! 今日は俺が奢るよ! 一緒にご飯でも食べてお話を聞かせてくれないか!」


 せっかくこの国に来たのだ。

 みんなと交流しないともったいない。


「マジかよボス!」

「最高だぜ! さすがは我らが頭だ!」

「おい姉ちゃんビール持ってきてくれ!」


「「「「「ボース! ボース! ボース!」」」」」


 ボスコールがギルド内に響く。

 俺は何故かみんなに持ち上げられて、何度も体が浮いた。


「なんだか楽しそうです!」

「いえーい! 精霊さんも盛り上がってきたよー!」


「お! 精霊なんて面白いこというじゃないか!」

「まだ酒も入ってないのに雰囲気に酔ってるのかぁ!」


「そうかもねー! ガハハハ!」


 アイラもアイラで楽しそうだ。

 というか、あいつ精霊ってあまり言うなよ……。


 今だから許されているけど……。

 まあいいか。


 今だからこそ許されるんだ。

 今は今だ!


「盛上げていくぞ!」


「「「おおおおおおお!!」」」

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