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何者かの介入

「ちょっと! 危ないですよ!」


 単身でハンマーを振り回している男に声をかける。

 が、ちらりと俺の方を見るなり舌打ちをして再び振り回し始めた。


「関係ないね! 俺は最強だから問題ないんだ! ほら見てみろ、ランドタイガーが死んでいるじゃないか!」


 確かに倒してはいる。

 しかしあまりにも雑で周囲の環境を破壊している上に、更にランドタイガーの警戒心を高めているだけだ。


「最強どうこうよりも、状況を確認してください!」

「は? もしかして俺のことを馬鹿にしてんのか? へなちょこが調子乗んじゃねえぞ?」


「いや、馬鹿にしているつもりは――」


 瞬間、目の前にハンマーを振り下ろされた。

 咄嗟に避けたが、下手をすれば当たっていてもおかしくはない。


「何をするんですか!」

「俺の最強伝説の邪魔をするやつは人間であろうと容赦しねえ!」


 おいおいおい! 状況分かってんのか!?

 どうして人間同士で争わなくちゃいけないんだ!


 周囲にいるランドタイガーを無視して、俺に突進してくる。

 クソ……ひとまずこの人を止めないと!


 俺はステータスを開き、使えそうな魔法を探す。

 ……これだ!


「《威圧》!」


 俺が魔法名を叫んだ瞬間、ハンマー男の動きが鈍くなる。

 ガクガクと震え、自分がどうなっているのか理解できていないようだった。


「大丈夫です。あくまで、体の動きを封じる魔法なので」

「なっ……!?」


 相手を恐怖状態に貶める魔法。

 知らないうちに取得していたようだが、ひとまず助かった。


「そこでじっとしておいてくださいね……いいですね!」


 そう言って、俺はランドタイガーの方へと駆け抜ける。

 剣を引き抜き、相対した。


「はぁ!」


 斬撃。

 数は多いが、薙ぎ払えば無問題だ。


 一気に刈り取っていき、数を減らす。


「さて、俺も残りのランドタイガーを――」


 ちらりとナナの方を見てみるのだが――そこには彼女の姿がなかった。

 アイラが急ぎ足でこちらに走ってきている。


「ナナが……誰かにさらわれた!」

「え……!? 嘘だろ!?」


「一瞬だったからどうにもできなかったんだ……」


 俺は周囲を見渡す。

 一瞬の技だったとしても、まだ相手は近くにいるはずだ。


 ふと、少し離れた雑木林に人影が見えた。

 一般人か? とも思ったがそうでもないらしい。


 男の近くにナナの姿が一瞬見えた。

 それに男がぶら下げている首飾りには見覚えのある宝石が。


「もしかして――」


 俺が拾った宝石と、彼が関係あるのかもしれない。

 ともかく、ナナを助けないと!


 ハンマー男の魔法を解除し、俺たちは雑木林の方へと駆けていく。

 何物かは知らないが、間に合ってくれ……!

『皆様にお願いです』




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