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23.フィールド内で待機

ゲームが始まるのでフィールド内へと入った翔也達。どんな会話をするのだろうか?

準備が出来、フィールド内へと入った翔也達は円になって話ていた。


「さてと。最初の試合は…カウンター戦だったな」


「ユーミンと一緒に戦える…フ、フフフッ」


「鈴木さん、顔が気色悪いですよ」


「そうよ。ユーミンと一緒に戦えるのが嬉しいのは分かるけど、そんな顔をユーミンに見せたら引かれるわよ」


「お姉ちゃんの言う通り、私もちょっと引き気味です」


「ッ⁉︎」


勝平は自分の顔のヤバさに気付き、両頬を手で叩いてから彩達の方に顔を向ける。


「俺は至って平常です」


「いや、異常だったぞ」


「イヤイヤイヤイヤッ⁉︎ 俺普通だったよねぇ⁉︎ テンションがちょっとだけ高かっただけで何処も変なところはない! いや、断じてない!」


お前何言ってんだよ。


そんなやり取りをしていたら、続々とフィールドに人がやって来た。


「他の連中も準備が出来たみたいだな」


『開始2分前になりました! ゲームに参加される方はフィールドに入って、各チームの指定の場所へ向かって下さい!

フィールドに入る際はゴーグル着用とエアガンを忘れないよう気を付けて下さい!

ゲームルールは復活無制限カウンター戦! セミフル両方有りのゲームです!』


「ねぇ祐二。どう行くの? 正面? それとも側面?」


「どちらにしろキャットウォークを超えなきゃ敵陣に行けなさそうだから、正面から行くか」


「他の人達の後ろに付いて行くのも有りだと思いますよ」


「こんだけの人が多いと1つのバリケードに人が殺到する筈だ。だから先に場所を確保した方がいいと俺は思っている」


「どうしてですか?」


「後ろから人がどんどん前線にやって来るからだよ」


※これはサバゲーをやっているヤツなら誰でも分かることだが、人数が少なければバリケード、ブッシュ(茂みのこと)、建物など好きな場所に陣取り出来る!

逆に人数が多くなると混雑してしまうことが多い為、1つのバリケードに2〜3人隠れているときがザラにあるぞ!

だからイベントなど人が多く集まることを知っているサバゲーマーの中には、試合が始まってから2〜3分ほど間は前線の手前で待って前線が減り始めたら前に出ると言うヤツもいるぞ!


「……と言う訳で、この人数だと前線で張っていた方が戦いやすいと思う。向こうも同じ状況だから多方面に警戒していれば、すぐに敵を見つけられんだろう」


「へぇ〜……」


「そう……なんですか?」


「口先だけじゃ分からないか。まぁすぐに実感するから今の話は忘れてくれて」


祐二さんがそう言うと、スピーカーからアナウンスが聞こえて来た。


『まもなくゲートを閉めます! 今向かわれている方で締め切らせて頂きます!』


「そろそろ始まりますね」


「ユーミンとサバゲー……デヒュヒュッ⁉︎」


「鈴木さん。何か悪代官みたいな顔になってますよ」


「…ハッ⁉︎ あ、いや! これは演技! そう演技していただけですよ! アハハハッ‼︎ 莉央さん、俺面白い顔していたでしょ?」


「う、う〜ん……」


莉央はちょっと困った顔をさせながら、翔也の後ろへと隠れてしまった。

その様子に答えを察した勝平は、落ち込んだのか涙目になる。


「勝平くんゴメンなさい。私あの顔にちょっと引いたわ」


「彩さんまでそう言うんですかぁ⁉︎」


『はい! ゲートを閉めました! スタッフが各チームに向かっているので、フィールド内にいる方はルールの再確認などスタッフが話をします。なのでスタッフの話を聞くようにお願い致します!』


アナウンスが聞こえた後、工事用に使われるオレンジのベストを着たスタッフが夕月社長と共に翔也達の下にやって来た。


何で夕月社長がここに?


俺の疑問を他所にスタッフが話を始める。


「はい! 皆さん私に注目して下さい! これからですね! 復活無限カウンター戦が始まります!

ルールは至って簡単! 撃たれた方はここに戻って来て私が持っているカウンターを一回押してから復活し、また戦えるようになります!

カウンターはあちらに見えるバリケードの裏にあるドラム缶の上に置いて置きます! そこまで行ってこれを押して下さい!

なおカウンターを押す際は、やられた張本人が押すようお願い致します!

またカウンターの横にあるダイヤルを回してしまうと、カウンターの数値がリセットされてしまうので、こちらには触れないようにして下さい!

それと今日は人数が多いので、フレンドリーファイヤーが起こりやすいと思います! このフィールドでは撃たれた側はもちろんHIT扱いになりますが、撃った張本人はHIT扱いにはなりません!

ですが撃たれた側は嫌な気持ちになってしまうので、ゴメンなさい。や、すみませんでした。などを言うようお願い申し上げます!

何か質問がある方はいますか?」


スタッフがそう聞くが誰も何も言わない。


「……はい! 質問がないようですね! そして今回はユーミンさん主催のなので、ゲームに参加してくれています!」


『うおおおおおおおおおおおおっ‼︎⁉︎』


チーム全体が活気に溢れる中、スタッフが話を続ける。


「ですが、ユーミンさんがいるのは向こうのチームです! でも次の試合では一緒になるので安心して下さい!」


『了解しました!』


「ユーミンの代わりに私が共に戦おう!」


夕月社長がそう言いながら、自慢げにエアガンを構えた! しかし翔也達のチームはまるで液体窒素を頭から被ったかのように固まっていたのであった。

こうして夕月社長と共に戦うことになったのであった。

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