20.イベント会場を見て回る翔也達
ゲーム開始まで時間があるので、出店を見て回る翔也達。
席に戻って少し待っているとアナウンスが聞こえて来た。
『まもなく開会式が始まりますので、フィールド内にあるキャットウォーク前に集まって下さい! なお、ルール説明だけですのでゴーグルの着用は必要がありません! そしてエアガンの持ち込みは暴発防止の為、持ち込まないようお願い致します!』
「……どうしてフィールド内で開会式をやるんだろう?」
「人が多過ぎるし、下からキャットウォークを見上げた方があの子を見やすいから、やるところをフィールド内にしたんだろ」
「「ああ〜、なるほど」」
彩さんと莉央さんが納得しているってことは、祐二さん達はここに来たことがあるんだな。
「フィールドマスターの指示だから、エアガンを置いて行きましょうか」
「ああ、そうだな。お前らは……アサルトライフル1丁だけだからハンドガンを気にしなくていいか」
「あ、そういえば祐二さん達はハンドガンを携帯してたんですね」
「ああ、まぁ基本は飾りとしてホルスターに入れているけど、いざってときやなんかに使うからな」
「私はSIG P226E2をちょこちょこ使っているわよ」
「私のデザートイーグル10インチモデルは完全な飾りですよ!」
「たまに使っているときあるだろう」
「ロマンを感じたいときだってあるんですよぉ!」
「まぁ……気持ちは分からなくはないな」
※セカンダリー(又の名をサイドウェポン)について説明しよう!
セカンダリーについては以前少し触れていたが、今度はガッツリ説明をしよう!
セカンダリーはメインで使っている銃のバックアップの銃……まぁ予備と言った方が伝わりやすいだろうな、それを身体に装備していることだ!
大抵の場合はハンドガンが多いが稀にソードオフショットガンなどを背中に装備しているヤツもいる!
セカンダリーのメリットはメインで使っているエアガンの弾が無くなったとき、もしくは動かなくなったときにセカンダリー抜いて使えば反撃が出来る!
CQBエリアのような狭い空間に入るときに、取り回しやすいハンドガンなどに持ち替えればクリアリングがやりやすいぞ!
セカンダリーのデメリットは銃をもう一丁携帯する訳だから、必然的に装備重量が増える!
1日遊んでセカンダリーを全く抜くことが無かったということが、しばしばあるぞ! (作者の体験談ですが、特に外で広いフィールドでは、セカンダリーのハンドガンを抜くことがなかった日が多い)
故にセカンダリーを必要として持っているヤツ! コスプレもしくは飾りとして装備しているヤツ! セカンダリーは自分には必要ない。むしろ邪魔! という訳で装備していない装備してないなどがいる!
念の為に説明するが必要か否かは本人自身の判断次第だから、他人が否定も肯定する道理がないからそこは間違えないようにな!
余談だが作者自身は「ハンドガン装備していてよかった!」と思える場面が何度かあるぞ!
エアガンを置いて立ち上がると、またアナウンスが流れて来た。
『繰り返しお伝え致します! まもなく開会式を始めます! サバイバルゲームに参加される方は説明を受けないと参加出来ないので注意して下さい!
なお、フィールドに入る際は安全の為エアガンを持ち込まないようにお願い致します!
先にお伝えしますが開会式が終わり次第ゲームに移らず、10分ほどお時間を空けてからゲームを始めるので、ご準備の方はゆっくりやっていても大丈夫です!』
「開会式が終わってすぐにゲームを始めないんだ」
「まだ準備が整ってないヤツらが多いから、そうしてんだろうな」
※フィールドマスターの状況判断次第で、朝の説明が終わってすぐにゲームを行うか時間を置いてからゲームを始めるか判断する!
今回は人数が多く準備が出来てないヤツが多いから時間を置くことを選んだみたいだ!
「そうなんですねぇ……」
「ゲーム開始まで時間があるから、出店しているお店でも見に行きます?」
「そうねぇ。普通のお店じゃ売られてないものがあるかもしれないしねぇ」
※エアガンはもちろんのこと、イベント限定で出している品物もあるから出店している店を見るのも有りだぞ!
……ということで出店している店へと向かい、品物を見てみる。
「……このシール可愛い」
「ワッペンも色んなものが出てるんですね」
「どっちもオリジナルデザインだから、ここでしか買えないかもしれないわよ」
「へぇ〜……そうなんですね」
1個500円だし、好みのデザインのを買おうかな?
なんて思っていたら、勝平が莉央さんの隣りへと行く。
「莉央さん。何か欲しいものがあったら言って下さいね。俺が買ってあげますから!」
「えっ⁉︎ そんな、申し訳ないよ。勝平くん」
「大丈夫ですよ。ワッペンの1つや2つぐらいでしたら、すぐにお金を出せますから!」
……勝平のヤツ。莉央さんにカッコイイところを見せようって考えているんだな。
「じゃあ……この可愛い…………」
『まもなく開会式を始めます! 今日のサバイバルゲームに参加される方は、フィールドの中に入ってすぐの広場に集まって下さい!』
「あっ⁉︎ もう開会式が始まるみたい! 行こう、鈴木さん!」
「あ……はい」
翔也と彩も莉央達と共にフィールドの中に入って行くのだが、勝平の泣きそうな顔を見て「ヤレヤレ」と言いたそうな顔になっていたのであった。
こうして、ゲーム参加の準備をしに、自分達の席に戻る翔也達であった。




