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第2章 1.賞与

サバゲーから日常へと戻る翔也。どうやら会社で何か嬉しいことがあったようだが……。

サバゲーに行った日から2日後の朝。翔也は会社に出勤する為に電車に乗っていた。


昨日のサバゲーは楽しかったぁ〜。


電車の窓から見える景色を見ながらそう思うのだが……。


「イテテ……」


ヤバ…筋肉痛がまだ治ってないわぁ〜。


※運動をしてないヤツがサバゲーを始めると、大抵のヤツが筋肉痛になるぞ!

対処法としては痛い箇所に湿布などを貼って冷やして安静にすることだ!

そして酷いときには寝込む可能性があるから身体を労わるようにな!


昨日よりは緩和したけど、この状態で出勤と思うと仕事の意欲が萎えて来るなぁ〜……。


そんなことを思っているとバイブモードにしていたスマホが鳴ったのでポケットから取り出した。


「ん? ……勝平からだ」


L○NEを開き、メッセージの内容を確認してみる。


えっとぉ〜……一昨日行ったサバゲーフィールドのホームページに俺達の写真が載ってるから見てみろよ! …って写真?


「……そういえばゲーム中カメラマンがいたなぁ」


しかもURLも貼ってあるし……確認してみとくか


そんなことを思いながら貼られたURLを開くと、画像がズラーッと出て来た!


うおっ⁉︎ 結構数があるなぁ。この中から俺が写ってる画像を探せってことなのか?


翔也はそう思いながら自分が写っている画像を探し始めた。


※サバゲーフィールドではスタッフが写真を撮ってくれるところがあるぞ! そしてその撮った写真を画像としてホームページに掲載してくれるので、自分の写っている画像を探して保存をすることも出来る!

…念の為に言っておくが写真を撮られたくない場合は、先にスタッフに話しておくことだ!

説明のときに写真及び動画を撮ることについて聞くところもあるから、そのときはしっかり“写真NGです!” と話すこと! あとから“写真やYo◯Tubeに自分の姿が映ってた! 動画を撮られたくなかったのに! ”なんて言われても今さら言われても困ります! って話をされるからな! 撮られたくないヤツは覚えておくように!


『まもなく品川に到着致します。お降りの際は……』


あっ⁉︎ 降りなきゃ!


そんなことを思いながら電車を降りて会社へと向かう。そして会社に着くと自分のデスクに座った。


「おはようございます! 伊上さん!」


翔也の側にやって来て挨拶して来た女性は、佐々木(ささき) 真希(まき)で、翔也の1つ下の後輩だ。


「おはようございます、佐々木さん。…今日は何か嬉しそうですね。何かあったんですか?」


「そうです! 聞いて下さいよぉ! 今まで支給されなかったボーナスが今日支給されることになったんです!」


「えっ⁉︎ ボーナスが?」


「はい! 何か労働基準監督署から違反の通告があったみたいで、改革の為に社員全員にボーナスを渡すことになったとか何とか……」


ああ〜……うちの会社グレーなところがあったからなぁ〜。


「理由はどうあれ正社員契約社員問わず払ってくれるらしいですよ! …まぁ金額自体はやっぱり差があるみたいですけど」


「そうなんだぁ……」


「はい! 今日の全体朝礼でそのことを話すみたいなので、お手洗いとか済ませた方がいいですよ」


「社長の話長いもんなぁ〜……佐々木さんの言う通り、行って来よう」


「はい。またあとで」


席から立つとトイレへ向かった。用を済ませてから数分後に長い朝礼が始まった。社長が話し終えると賞与と書かれた紙を渡された。


本当にボーナスが貰えた。


契約社員なので1ヶ月分しか貰えないが正直言って有り難い。


そう思った後は仕事に戻り、仕事が終わったらGUN&BARへと向かった。何故向かったのかって? GUN&BARで祐二さん達と会う約束をしているから。


「……祐二さん達、先に来てるか?」


そんなことを思いながらGUN&BARへと入る。


「いらっしゃいませ」


「すみません。祐二さんか彩さん来てますか?」


「西沢様ですか。そろそろ来ると思いますよ」


店長がそう言った後、店のドアベルが鳴った。


「…ん? 何だ。先に来てたのか」


「まぁ…今日は定時で終われたんで、この時間に来れたんですよ」


本当は「残って仕事やれ!」 「今日の分は終わった? ならこっちの仕事もやるんだ!」って言うのが当たり前だったけど、今日は言われなかった。

それどころかパワハラっぽいことして来る部長が何故か今日はいなかったので、他の部署の人が代理で部長をやっていた。……いや、まさかな。


「どうしたの、眉間にシワを寄せてどうしたの?」


「あっ⁉︎ 何でもないです!」


「そう? 勝平くんの方はバイトがあるから来れないみたいね」


「ああ……そうなんですか」


てかそういうことなら俺の方にも連絡をくれよ。


「まぁここで立ち話をすると他のお客様に迷惑が掛かるから、カウンター席に座りましょう」


「そうですね」


俺は彩さんの後に続くようにしてカウンター席に向かい、椅子に座った。


※これは後日談だが翔也の上司である部長は、パワハラはもちろんのことセクハラや自分がやる仕事を部下へ押し付けるなどの行為が発覚してしまった為、平社員への降格と地方への左遷が決まった!

その左遷先は厳しいヤツが多いので、しごかれる形となり毎日必死になって仕事をしていると言う話だぞ!

こうして翔也は賞与を貰い、GAN&BARへと行った。

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