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28.殲滅戦の本番!

勝平がやられてしまったが、殲滅戦は続いているぞ! どうする翔也!

翔也は復活して来た彩と祐二を先頭に進んでいるとアナウンスが聞こえて来た。


『赤チーム復活上限に達した為、赤チームの復活終了です! 今復活しに戻ろうとしている方は、そのままフィールドアウトするようにして下さい!』


「祐二さん…」


「ああ、相手ももう復活出来ないみたいだな」


「ここからが本当の勝負だから、気を引き締めて戦いましょう!」


気を引き締めて戦いましょう! って…これって、エアガンを使ったゲームだよな?


翔也はそんなことを思いながら祐二達の後に続いて行くと、祐二が何かに気が付いた様子を見せる。


「2人共静かに。前の方に敵がいるなぁ……」


「えっ⁉︎ 何で分かるんですか?」


「ほら…あの壁の横を見てみな。影が動いているだろ?」


「ん? ……あっ⁉︎ 本当だ!」


祐二さんが指をさしている地面を見ると、人の影がゆらゆらと動いていた。


※影の位置は室内野外両方言える注意するべき点の1つだ! 慣れたサバゲーマーになると、影の動きを見て反撃をするタイミングに合わせて撃ってくることもあるぞ!


「もしかしたらあの影の他にも敵がいるかもしれないから、注意して散開しましょう」


「分かった」


「了解です!」


祐二が真っ直ぐ進み、彩がその右隣りを進む。そして翔也はと言うと2人の後を追うようにして追い掛けて行く。


「……ッ⁉︎ 見つかったぁ‼︎」


「隠れて翔也くん!」


「あ、はいっ⁉︎」


翔也は彩に言われた通りバリケードの裏に隠れた瞬間、バチバチとけたたましい音が鳴り響いてくる。


「おおうっ⁉︎」


俺、狙われてるっ⁉︎


そんなことを思っていると、敵がいる方から「HITぉっ⁉︎」と言う声が聞こえて来た。


「1ダウン!」


「ナイス彩」


「ナイスです!」


ダウンって何だ? 後で調べておこう。


※ダウン。と言う言葉は米軍用語で“倒した。”と言う意味だ! 1人ならワンダウン。2人ならツーダウン。3人ならばスリーダウンだぞ!


そんなことを思っていたら、彩さんが前のバリケードへと進んだ!


「翔也くん! 右側の方に敵がいると思うから確認してみて!」


「は…はい!」


彩さんにそう言われたので顔を少し覗かせてみると、何と奥の方で彩さんを狙っている敵がいたのだ!


見つけた!


翔也はそう思うとエアガンを構えると、その敵を狙いフルオートで撃った!


「…うぉっ⁉︎ HITぉっ!⁉︎」


「や…やった! 倒せた!」


何て言っていると、別方向の敵がこっち向かってエアガンを構えて撃って来たのだ! 翔也もそのことに気が付き、バリケードの裏に隠れた!


あ…あぶねぇ〜! 勝平みたくやられるところだったぁ〜……。


※エアガンを撃つときにモーターの音やブローバックの動作音で相手に気付かれることがある!

エアコキなら大丈夫だろう? と思っているヤツもいると思うが、ボルトアクションライフルもコッキングするときにカチャカチャする音で、近くにいた敵に気付かれてしまった! なんて事例もあるぞ! コッキングガン限定の対処方だが、コッキングするときの動作をゆっくり行えば軽減出来るぞ!


翔也が安堵を浮かべている間にも、隠れているバリケードからバチバチと弾を弾く音が聴こえてくる!

そんな最中、翔也の近くで発砲音が聴こえてくる!


「HITッ⁉︎」


あれ? バチバチ音がなくなったぞ。どうしてだ?


「翔也くん! 敵を倒したわ!」


「彩さん! ありがとうございますっ‼︎」


「彩だけにいい顔させる訳にもいかないなぁ」


祐二がそう言うとエアガンを構え、土嚢から身を乗り出して撃った。


「…うおっ⁉︎ HITッ⁉︎」


「1ダウン」


「ナイスよ、祐二!」


「ナイスです!」


流石祐二さんだ! と思っていたら、祐二さんは何かに気付いた様子で身を隠した。


「マズイ! 敵に位置を知られた!」


ちょっと離れた場所にいるが、祐二さんがいる土嚢に撃ち込まれ、BB弾が弾けて飛んでいるのが見える。


「祐二、敵のいる場所は?」


「中央! お前から見て俺の方向に斜めになっているバリケードの裏にいる!」


「……確認したわ!」


彩さんはそう言うとエアガンで撃って倒した!


「HITぉ⁉︎ ナイスぅ‼︎」


敵はそう言うと手を上げながらゲームフィールドを出て行った。


「ナイスだ、彩!」


「さ…流石です!」


俺も彩さん達みたいに活躍してみたいなぁ〜。何て思っていたら、アナウンスが聴こえて来た!


『ゲーム時間残り3分です! 両チーム共、生存者がいるので頑張って殲滅して下さい!』


「人数を教えてくれないんですね」


「そんなことを教えたら、楽しみがなくなるだろ。…ところで、後ろに回られてないよな?」


「後ろですか? ……味方がいますけど」


「……そうか。前の方に敵がいそうにないな。進むか?」


「進めるんだったら進みましょう。翔也くん。進むのが怖いんだったら、ここに残っててもいいわよ」


「彩さん達に付いて行きます!」


彩さん達に付いて行かないと、100%の確率でやられるに決まってるっ‼︎


「……そう。なるべく音を立てないように付いて来てね」


「はい!」


翔也は祐二達と共に前へ進んで行くのであった。

翔也達は静かに進むのであった。

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