24.休憩を続ける翔也達
エアガンを買おうと思っている勝平。それを宥める翔也。
翔也は「買おうぜ!」と言って来る勝平を何とか宥めると、自販機で買った飲み物を一口飲んだ。
「何でこんなカッコイイエアガンを買おうだなんて思わないんだよぉ〜……」
「カッコイイかどうかは本人の好み次第だから、翔也に押し付けなくてもいいんじゃないか?」
「そうよ。それにこの会社はARP9の他にも、カッコイイラインナップがあるわよ」
「本当ですか!」
「例えばぁ〜……このAKとかカッコイイと思わない!」
彩さんはそう言って、スマホの画面をこっちに向けて来たのでその画面に視線を向けて確認する。
「……何ですか、これ?」
「映画とかで見掛けるAKってヤツに似てるんですけど……」
「そのAKをモデルにG&Gがオリジナルで作ったのがGRK-74なんだよ」
「そうなんですか! 短いのや長いのがあって、カッコイイなぁ〜……」
あ〜あ……コイツの悪い癖が出たなぁ〜。
「こっちの東京マルイ製の次世代AKストームとかは?」
祐二さんはそんなことを言いながら、スマホの画面を勝平に向けた。
「えっ⁉︎ 何ですかこれ! 近未来的でカッコイイエアガンは何ですかぁっ⁉︎」
「東京マルイが作ったオリジナルAKだ。日本製だから命中精度がいいし、修理対応もしっかりしてくれるぞ」
※東京マルイ製が販売しているエアガンに関しては、基本的に買ったお店に行けばメーカー修理に出すことが出来る!
しかしオークションサイトとかで買ったものについては拒否されることがあり、内部をカスタムしているものに付いては修理対応外になってしまうことがあるから注意してくれ!
なお生産販売終了しているエアガンに付いては修理出来るものと出来ないものが別れる為、修理を出すときに注意をしてくれよ! 共有パーツが壊れてしまったぐらいなら修理可能だと思うが、限定生産されていたエアガンのフレームが壊れたとなると、メーカー修理してくれる可能性が低いから注意しろよ!
(※修理出来なかった場合は、メルカリなど同系統の中古のものを買って自分でエアガンを直す人がいます。)
そして修理にはお金を払わないといけないからな! 気を付けろよ!
それと自分で修理出来るヤツはパーツをエアガンショップに買いに行って修理するぞ!
へぇ〜……流石日本製。修理対応もしっかりしているなぁ〜。
「メーカーじゃなくてもお店の方でやってくれるところもあるからね」
「そうなんですか」
しかしこう色々あると購入するのに悩むなぁ〜……って、んん? ちょっと待て。俺買うつもりないのに、何を悩んでんだよ!
「日本製にするか、それとも海外製のヤツにするかぁ……これは悩ましい選択だ!」
勝平がそんなことを言っていたらアナウンスが流れ出した。
『休憩中にお知らせをいくつかします! 先ずは落とし物のご案内です! 先ほどゲームでM&P9のマガジンを落とした方がいらっしゃったら、中央のスタッフルーム前の落としもの入れに入っているので取りに来て下さい!』
※落としものをした場合は、スタッフに種類を言えば「もしかしたら〜……」と言って知らせてくれることがある!
そして落としものを見掛けた際は近くにいるスタッフや、受付けをしている場所。1番いいのはスタッフがいる管理小屋などに渡すといい!
分かっていると思うが、サバゲーフィールドの落としものを拾って自分のものにするなんてことをするんじゃないぞ! 最低ゲス野郎だけがするのすることだからなっ‼︎
『それと次のゲームのご案内もさせて頂きます! 次のゲームはハンドガン戦を表と裏の2回行おうと考えて思っております!
このゲームではハンドガンしか使えないので、お手持ちのアサルトライフルやサブマシンガン。ショットガンなどの長物は持ち込み禁止となっております! なので参加される方はハンドガンのみ持ち込んで下さい!
ハンドガンの中でもフルオート機能など連射機能が付いているものに関しては参加しても構いません! ただしセミオートオンリーとさせて頂きますので、セレクターをフルオートにしないようご注意下さい!
そうしないと不利有利が出てしまいますからね。ご理解ご協力のほどお願い致します!
ストックが付いているハンドガンに関しては当フィールドではサブマシンガンと同じ扱いになるので、ハンドガン戦にお持ち込み出来ません! ストックを畳めても持ち込み不可とさせて頂きます!
着脱可能でしたら、ストックを取ってからご参加の方をお願い致します!
今から10分後にゲームの方を始めるので、参加される方はご参加の方をお願い致します!』
「……ハンドガン戦?」
ハンドガンって、俺と勝平がBARで撃ったことのあるエアガンのことだよな?
「このフィールドは休憩のときにハンドガンだけで戦うゲームをやることがあるんだよ」
「ハンドガンがあれば参加出来るんだけどぉ……2人共ハンドガン無いわよね」
彩がそう言うと翔也と勝平の2人は頷いた。
「私はこのまま休憩するけど……祐二はどうするの?」
「俺も休憩することにする」
「そう……と言う訳で、このままみんなで休憩しましょう」
彩はそう言うと、自身が持つスマホを見つめて翔也達にオススメのエアガンを探すのであった。
こうして休憩を続ける翔也達であった。




