22.昼休憩の過ごし方
午前の試合を終えた翔也達。昼食を堪能するようだ。
昼食を取る為、翔也は自分達と同じように食券を持っている人達の列に並び、しばらく待っていると自分達の番がやって来た。
「食券を出して下さい!」
「あ、はい! 勝平、一緒に置くからお前の食券も渡してくれ」
「分かった」
翔也は勝平から食券を受け取ると、自分のと合わせてカウンターに設けている食券回収箱に入れた。
「大盛りを注文された方は手前の方。並盛りの方は置くの方を取って下さい」
※サバイバルゲームフィールドでは基本的にカレーを出している!
だが、最近のサバイバルゲームフィールドはラインナップが充実しているところが多い! なのでカレー以外にもラーメンやタコスなど様々だ! 昼食を選べるところでは、注文するときにお金を払うことが多いぞ!
それと給湯器も備えてあるところが多いから、カップ麺を持ち込んで食べることも可能だ!
翔也は並盛りのカレーを取り、勝平は大盛りカレーを取ったので席に戻ろうとしたところで勝平が何かに気が付いた様子を見せると、こっちに顔を向けてくる。
「なぁ…ここってカレーの他にも食いもん売ってるのか?」
「食いもん?」
「ああ…ほら。あそこの看板に食いもんの値段書いてるし、コンビニにある揚げものを保存しておく機械も置いてるしさ……」
「あ……本当だ」
勝平の言う通り揚げもの系の食べものが販売されていて、それを買おうとしている客が並んでいた。
※サバイバルフィールドによっては昼食の他にも、フライドポテトや唐揚げなど軽く食べられるような食べものも販売されているところが増えている!
なので昼食の他にもお金を出して食べものを買って食べるサバゲーマーもいる!
そういった食べものの提供も昼食のタイミングに合わせて作っているところが多いので、朝から食べられると思わない方がいいぞ!
「鳥の唐揚げが120円。フライドポテトが100円。それに揚げたこ焼きが3つで100円かぁ〜……」
意外と安いなぁ。
「どれもリーズナブルな値段で売られてるなぁ〜! 俺フライドポテト買おう!」
「ちょっと待て勝平!」
勝平が買いに行こうとするのを翔也は止めた。
「どうしたんだ? お前の分も買って来て欲しいのか?」
「いや、そうじゃなくて! カレーを持ったまま並ぶのは、ちょっと辛くないか? 渡してくれれば俺が席まで運んでおくぞ」
「ああ〜……そうだな。悪りぃ、頼まれてくれるか?」
「ああ、分かった」
翔也は勝平からカレーを受け取ると翔也は席に戻りに行き、自分の持っているカレーを翔也に渡した勝平は揚げものを売っている短い列に並んだ。
「あれ? 勝平くんは?」
「揚げものを買いに行きましたよ」
「そうなの。勝平くんって結構食べるのねぇ〜……」
「まぁアイツは高校までサッカーをやってましたからね。それに以前よりは食欲が落ち着きましたよ」
サッカーをやっていた頃はどんぶりにご飯を山盛りにしていたからなぁ〜。
「サッカーかぁ……。大学に入ってからはやってないのか?」
「聞く限りだと、そうみたいです」
「そっか」
祐二はそう言うとガンラックに置いている自分のエアガンを手に持った。
「狙いより少し右側を飛んでるからなぁ……サイト調整してくるか」
「祐二のものだし、今のところ私は祐二のエアガンを使うつもりがないから祐二の好きなようにすれば」
「……分かった。ちょっとシューティングレンジに行って来る」
祐二さんはそう言うと、マイナスドライバーを持ってシューティングレンジに行ってしまった。
「あの……彩さん」
「何、翔也くん?」
「今さらなんですけど、祐二さんと彩さんの使っているエアガンのことを教えて欲しいんですけど……」
「ああ〜……。もしかして、サバゲーやってたら私達のエアガンが気になっちゃったのかしら?」
「…はい。仰る通りです」
「なるほどねぇ〜……。私的には興味を持ってくれて嬉しいわ。私のエアガンは東京マルイ製。スタンダード電動ガンステアーAUGよ。
でもって、祐二が持っているエアガンはVFC HK416A5の電動ガンよ」
「と…東京マルイ? VFC?」
東京マルイは日本製なのは聞いていて分かる。けどVFCの方は分からない。もしかしたら、東京マルイと同じ日本製?
「東京マルイのステアーは結構前に出たエアガンだから、古いって感じだ。
VFCは台湾メーカーでエアガン業界では有名な会社だぜ」
「へぇ〜、そうなのかぁ〜……。ってぇ⁉︎ お前スマホで検索した結果を自慢げに語るな!」
つーかポテト買い終わって戻って来てたのなら、一声掛けて欲しかった!
「悪りぃ悪りぃ。カレー持ってってくれてありがとな」
「ああ、まぁ……な」
勝平は翔也の返事を聞きながら席に着いた。
「彩さんはどうしてステアーを使ってるんですか? もしかして、その銃が好きだから使ってるんですか?」
「まぁステアーが好きだからって言うのもあるけど……」
「けど?」
「思い入れがあるエアガンでもあるから、直しながら使っているのよね」
彩さんはそう言いながら、ガンラックに置いている自身のエアガンを見つめるのであった。
こうして翔也達は昼休憩をゆっくり過ごすのであった。




