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15.翔也の戦闘!

勝平が他の人と話し合っている中、生き残っている翔也は戦いの真っ只中で……。

一方その頃翔也はと言うと……。


ヤベェ…ヤベェよぉ……。め…滅茶苦茶撃って来る‼︎


翔也はゲームフィールドの隅っこにある土嚢の裏で1人身を隠していて、そこに嫌と言うほどBB弾を撃ち込まれているのだ!

それもその筈。翔也は祐二達と共に行動していたのだが、途中ではぐれてしまった為1人で行動していた。

このまま進めば、祐二さん達と合流出来るだろう。なんて思いながら進んでいたら、敵に見つかりこのざまである。


と…とにかく反撃をしないとダメだよな!


翔也は勇気を出して顔を出したのだが……。


バチッ⁉︎


「うおっ⁉︎ ヒットォオオオッ!⁉︎」


弾が顔に当たってしまい、やられてしまった!


くそぉ〜……やられたぁ〜…………!


「ヒット通りまぁ〜すっ‼︎」


翔也は手を振りながら、ゲームフィールドを出て行く。


※HIT者の心構えについて教官が教えよう!

自分が撃たれてHITした場合は、ゲームフィールドから出て行くのはルール説明のときに話したな。

その道中で交戦しているところや、人がエアガンを構えて待ち伏せをしている個所がちらほらある。そこをふ普通に通ると生存者と間違われて撃たれる可能性がある。何よりもゲームを楽しんでいる人達の邪魔をしたら申し訳ないだろう? だからそういった場合の対処方を教えよう!

1番いい方法は迂回して通るのだが、それが出来ない場合は合間合間を見て通る。ベテランになると合間を見て「通っていいよ」と指示を出してくれる。そういった場合迷わず速やかに通れ! 会釈してお礼をするのも忘れずにな!

そして角待ちや隠れる個所が多いところでは、「HIT通りますっ‼︎」と大きな声で通るのも大事だが、物陰から出るときは手を出して「HIT通りまぁすっ‼︎」とアピールしてから通るのが基本だ!

もし撃たれるのが怖いと思う場合は、エアガンのストック部分を先に出し、振りながら「HIT通りますっ‼︎」と言えばいい。間違っても銃口の方を出すなよ! 撃たれるからなっ‼︎

そして間違って撃たれてしまった場合。まぁ…サバゲーではたまにあることだから、「大丈夫ですよ」と言えるようにしよう。相手も謝ってくれるからな!


こうしてゲームフィールドから出て来た翔也は、自分の席へと戻って行く。


……誰もいない。ってことは俺が1番最初にやられたのか。……いや、待てよ。


机の横に置かれた銃を置くところ(※ガンラック)に勝平が借りたエアガンが置いてあるのに俺は気が付いた。


勝平のヤツ戻って来てたのか!


翔也はそう思いながら辺りを見回すが、勝平らしき人物が何処にも見当たらない。


……いない。トイレにでも行ったのか?


勝平はそう思った後、ガンラックに自分のエアガンを置き椅子に座った。


『ゲーム終了まで残り3分! 繰り返します。ゲーム終了まで残り3分! まだ時間があるので、皆さま頑張って下さい!』


残り3分かぁ〜……スマホでも観て待ってよう。


ポケットからスマホを取り出すとネット検索画面を開いた。


えっとぉ……サバイバルゲームのコツ……っと。


出て来たのは、サバイバルゲーム上達のコツ。それにサバゲーで知っておきたい動き。などなど色んなものが出て来た。


う〜ん…どれもこれも同じような内容ばっか書かれてるなぁ〜……。


「しかも専用用語まで書かれてるしなぁ〜……」


『ゲーム終了ぉ‼︎ ゲーム終了です! お疲れ様でしたぁ!』


翔也が悩んでいる間にゲーム時間終了のアナウンスが流れ始めた。


『ただ今のゲームはチームフラグゲットと両ならなかったので、引き分けとなります!

次のゲームは陣地を入れ替えて同じゲームをします! なので準備の方をよろしくお願い致します!

確認の為もう一度ゲーム内容を言います! 初心者1回復活有りのフラッグ戦! 陣地を入れ替えてゲームを行います! 皆さまご準備の方をよろしくお願い致します!』


フィールドスタッフがそう言ってから、ちょっと時間が経った頃にゲームフィールドから人が出入り口からどんどん出て来て、席に戻って来る。


「お疲れ!」


「お疲れ様です! 俺はやられちゃったんですけど、2人はどうでしたか?」


「私は1人倒したけど、その後何も出来なかったわ。祐二はどう?」


「俺もあの時の1人しかやれなかった」


2人はそう言いながら満足そうな笑みを浮かべていた。


活躍は出来なかったけど、自分なりに楽しめたからいいや。って顔をしてる。


「お〜い! みんなもう帰って来てたんかぁ!」


フルフェイスを付けた勝平が、手を振りながら俺達の元へとやって来る。


「勝平! ゲーム中見かけなかったけど、何処行ってたんだ?」


「あの後別方向に進んだら、すぐにやられちゃったんだよぉ……。ゴメン…翔也」


「いや…気にすることはないと思うぞ」


「そうだ。まだ何試合かやるから、そのときに活躍すればいい」


「それにね。気兼ねにやるスポーツだから、気負わないくていいわよ」


彩さんはそう言いながら、BBローダーでマガジンに弾を装填していく。


「次の試合もあるから準備してね!」


「「はい!」」


翔也と勝平は彩達に促されるようにしてマガジンにBB弾を装填するのだった。

こうして、やられて帰って来た翔也であった。

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