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13.戦う翔也と観戦する勝平

前回の戦いの続き。敵チームの1人を見事倒した祐二に感動する翔也。今度は翔也が敵を倒す番なのだが……。

「すっ……スゲェ〜!」


かっこよく敵を倒した祐二を見ていたら、反対側にいる彩さんが話し掛けて来た。


「敵が翔也くん達に夢中になってたから倒せたんでしょ?」


彩さん不満そうな顔になってるなぁ〜。


「……まぁそれもあるな」


祐二さんはそう言うと銃本体に挿さっているマガジンを新しいものへと取り替えた。


「あら? マグチェンジするの?」


「ああ、ここに来るまでに24発ぐらい撃ったからな」


ま…まぐ? チェンジ?


※マグチェンジをこの俺、教官が説明しよう!

マグチェンジとは至ってシンプル。マガジンチェンジの略語。

分かりやすく教えるのなら、FPSゲームとか銃を扱うゲームでよく使われている言葉。リロードと同じ意味だ!

人によって言い方が変わるから覚えおくように! ……と言いたいところだが、あんまり使わない言葉だから頭の片隅にでも覚えていてくれ。


「要はリロードってことよ」


「あ、はい」


なるほど…マグチェンジとも言うんだ。


そんなことを思いつつ、そぉ〜っと顔を出して敵が何処にいるのか確認しようとしたのだが……。


バチッ⁉︎


「…あっ⁉︎ ヒットォオオオオオオッ⁉︎」


顔を出して見ていたらやられたぁっ!


手を上げてながら立ち上がり、自分のスタート地点へと向かおうとしたところで祐二さん達が話をし始める。


「あちゃぁ〜……」


「やっぱりまだいたのねぇ〜……」


もしかして祐二さん達、まだ敵がいることを知ってたのか?


※ それは敵も味方も同じこと言えるがサバゲーでは大抵単独行動をしてないことの方が多い。だから1人見つけたらその人含めて2〜4人周辺に人が隠れてると想定した方がいい。

地形にフィールドの状況よってもあるが1人のときもある。なので敵が居ないかしっかりクリアリングを……クリアリングの意味が分からない? 平べったく説明すると敵がまだいないか確認する作業のことだ。とくに物陰や曲がり角とか潜んでいるときが多いから注意しろよ‼︎


来た道を戻るようにしてスタート地点に来ると、フラッグが置いてある台座にタッチして復活する。


一回復活したから、もう後がない。……ところで勝平のヤツは何処に行ったんだ?


戻っている途中でも見当たらなかったので、辺りキョロキョロして勝平を探し始める。


……いない。すれ違ったのに気付かなかったのか?


「と……とにかく前戦に戻ろう!」


翔也は自分に言い聞かせるようにそう言うと、祐二達がいたところを目指して進むのであった。


一方その頃勝平はというと……。


「ああ〜……暇だぁ〜…………」


席に戻って来て頬杖を着いていた。


「まさか復活したら速攻で撃たれるなんて思いもしなかったぁ〜」


そう……勝平は復活と共に翔也達の元へ戻ろうと考えたのだが、同じタイミングで復活した初心者が別ルートで進むのを見た勝平は、“向こうがどうなってるのか気になるなぁ。”…と思いその人に付いて行ってみたら、やられてしまったのだ。


ハァ〜……こんなことになるのなら翔也のところに戻ってけばよかった。誰か戻って来てくれないかなぁ〜?


何て思いながらスマホを取り出そうとしたときに、思い出したかの表情を見せる。


「そうだ。あの上で観戦が出来るんだった」


※以前説明したかもしれないが、観戦台について説明しよう!

サバゲーフィールドでは観戦台が設けられるところがあり、そこへ行けば試合の様子を見ることが出来る!

ただ、フィールドによってだがゴーグルを着用の義務があるので気を付けるようにすること!

それと先ほどルールで説明したと思うが、観戦台の上から戦っている仲間に指示を出したりトランシーバーを使って誘導しないようにすることだ! あくまでも自分は観戦者。だから見るだけだ! それと今説明した行為は出禁レベル行動だからな! 絶対にやらないようになっ‼︎


ここのフィールドの観戦台はゴーグルを付けないと登らせてくれないみたいだから、フルフェイスを付けて登った。


「結構しっかりしてるなぁ〜……」


工事現場によくある鉄パイプで組んだヤツだけれど、フワフワした感じもなければギシギシと音を立てることがない。もしかしたらフィールド用にしっかり組んだのかもしれない。


「さて、翔也のヤツは何処にいるのかなぁ?」


もしかしたら俺が最初やられた場所にいるのかもしれない。


そう思いながらその場所を見たのだが、翔也らしき人物はいなかったのだ。


あれ? ……あそこにいない? もしかして進んだのか?


そう思いながら色んなところを見てみたのだが、翔也どころか祐二や彩さえも見つからない。


「ダメだぁ……何処にも見当たらない」


そうションボリしていると、隣で同じように観戦していた男性がこっち向いて話し掛けて来た。


「もしかしてキミ、友人を探しているのか?」


「ええ……まぁ」


「みんな似たような格好しているからなぁ〜……探す方が難しいよ。その腕章もしかして初心者?」


「あ…はい。今日初めてサバゲーをやるんです」


「そうなんだ。いやぁ〜俺もここでサバゲーデビューさせて貰ったんだよねぇ〜。最初の試合どうだった?」


「はい…訳分からないまま、やられてしまいました」


ちょっと照れくさそうな感じでそう言うと、話し掛けて来てくれた男性はニッコリと笑顔で話し掛けてくれる。


「ああ〜…最初の内はそうなるよ。そうならない為に、ちょっとしたコツを教えてあげようか?」


「ちょっとしたコツですか?」


コツって何だ?


そう思いながら男性の話に耳を傾ける勝平であった。

こうしてアドバイスを受けようとする勝平だった。

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