5本目 (連載版)底辺工業高校。そこはある意味異世界だった。
【閲覧注意】
R15指定の作品です。
いじめ、暴力、同性愛(?)といった要素が多分にあります
(連載版)底辺工業高校。そこはある意味異世界だった。
著者:藤原ゴンザレス
Nコード:N4000DI
形式:連載作品 ※完結済(全38部分)
現在評価:4,000pt以上
作品種別:体験系・日常系(?)
【あらすじ(著者による)】
ささいな事で埼玉を追放された藤原。
高校進学も危うくなる中、受け入れてくれたのは都内最底辺の教育困難校だった。
愛も正義も友情も努力もない。
あるのは理不尽と暴力だけ。
ドブみたいな同級生と一緒に送る暴力渦巻く高校生活だよ!
※同性がアレする描写注意
※いじめアリ
※実話ですがなにか?
※みんな死ねばいいのに過多。でもやめない。
R15 残酷な描写あり ほも 底辺 DQN 高校 工業高校 サバイバル 暴力(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
後に書籍化を果たした作家さんによる、体験系・日常系(?)のエッセイです。
ポイントは『日常系』に『(?)』を付けざるを得なかったところでしょうか?
筆者(鶴舞)はこの作品を、夜中の11時過ぎに発見しました。基本、日が変わる前には寝ることを心がけていますので、ちょっと内容を確認して……。
ダメでした。
気が付いたときは2時過ぎ。
読むのをやめられないどころか、読み飛ばしもできず、逆に二度見、三度見しながら読み切ってしまいました。
え、これ現代の話? 30年以上前の校内暴力全盛、暴走族全盛時代じゃないの!?
え、そもそもこれ、日本? 異世界、で、なければ、少なくても最貧国のスラムとかの話じゃないの!?
筆者(鶴舞)が読み始めて、数分後に思ったことがこれです。
まともな人間だったはずの著者『藤原ゴンザレス』氏が、終末を体現したかのような工業高校に放り込まれ、日本語が通じるはずなのに通じないクラスメイトとの交流を通して成長していく様は、もはや『うわぁ』としか言えませんでした。
凄いというか、酷いというか、目を覆いたくなるような惨状が、毎回のように展開されるのに、読む手が止められない。後に『ドラゴンは寂しいと死んじゃいます』で、見事、書籍化を果たされた方の筆力は流石です。
間違いなく人を選ぶ作品ではありますが、オススメですよ。




