159本目 誤字報告機能ありがたいけど、要点だけ書いて欲しい……!
誤字報告機能ありがたいけど、要点だけ書いて欲しい……!
著者:港瀬つかさ
Nコード:N5113FK
形式:短編
現在評価:3,000pt以上
作品種別:提言系、知識系
【あらすじ(著者による)】
なろうさんで実装されてる誤字報告機能について思うことを叫びに来ました。
頼む、お願いだ、聞いてくれ。
一人の作者としての切実な叫びなんだ……!
お願い、聞いて……!
誤字報告機能 お願い 正しく使って 作者サイドの悲哀(※キーワード)
【筆者(鶴舞)によるコメント】
知っていらっしゃる方も多いかと思いますが、私(※鶴舞)の代表作は『南総里見異聞録』という歴史小説です。この作品、投稿いたしますと、その日のうちに8割以上の確率で来るんです。誤字報告が()
中には、漢字を『開くか・閉じるか』みたいな、好みの問題のような報告や、意図的に崩して書いた文体への報告もありますよ。でも、大半は、「俺、何で見逃した!?」とか「え、コレが正しい表現なの!?」って、書き手としては赤面モノの報告です。
でも、私、投稿するまでは当然として、予約投稿をかけた後も、プレビューとかで最低3回は読み直してるんですよ? それでも減らないって何なんでしょうね。そんなわけで、最近は、誤字脱字チェックに生成AIを導入しようか、真剣に悩んでるほどです。
さて、この誤字報告、以前は感想欄等で指摘するしかなかったことは御存知でしょうか?
感想欄で指摘するわけですので、上手く訂正できなかったり、誤解が生じたり。中には、行き違いや、余計な一言からレスバが発生することだって珍しくありませんでした。
それが、誤字報告機能が標準装備されたおかげで、作者としては、いちいち間違っている箇所を探し回らずとも、ピンポイント&ワンクリックで、修正が済むようになったのです。
いつまで経っても誤字の消えない、私のような者にとっては、神のような機能と言っても過言ではありません。
ところが、その誤字報告、新たなトラブルを生むことになってしまいました。
そのトラブルについて、作者の立場から訴えたのが本作です。
「コレ、6年も前のエッセイだし、最近は違うんじゃない?」
こんなことを考えた方もいるかもしれません。
とんでもない! 以前と比べれば減ったかもしれませんが、コレ、今でもリアルタイムで起こり続けてる問題なんです。だって、私のようなマイナー作家のところですら、今も似たようなものが送られてくるんですよ?
私が送られてるのに、より人目に付く、総合ランキング上位の作品に、送られてないなんて考えられません。デフォルトは『誤字報告可』なのに、誤字報告が出来ない作品がたくさんあるのが、その証拠でしょう。
せっかくの誤字報告を、全てのユーザーが有効活用出来るようにするために、特に読み専の方には、ぜひ一度目を通してほしい。そんな作品です。
次話は、「こんな日本人がいたなんて!」となること必定の体験を書き綴った、連載エッセイを御紹介。




