155本目 酒罵微忘碌
※『罵倒』の『罵』、『微妙』の『微』、『碌でなし』の『碌』を、(多分)あえて作品名に使っていることから分かるとおり、今回紹介する作品は決して高尚なお話ではありません。それは理解の上でお読みくださいますようお願いいたします。
酒罵微忘碌
著者:久世
Nコード:N3936IM
形式:連載作品 ※完結済(全26部分)
現在評価:100pt未満
作品種別:体験系
【あらすじ(著者による)】
新宿歌舞伎町に程近い場所に住まいを構えて、かれこれ、はや二十余年。
日本一の繁華街である「新宿歌舞伎町」、数百軒の一杯飲み屋が集まった「新宿ゴールデン街」を中心とした、酒場、夜の繁華街での面白おかしいお噺を、ちょいとご覧になっていってくださいな。
なお、この物語はフィクションです。
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【筆者(鶴舞)によるコメント】
本作のタイトルは『酒罵微忘碌』。
『酒』『忘』以外は、当て字を使っていますが、本来の内容は『酒場備忘録』でしょう。つまり、酒場での出来事の記録です。
主人公のホームタウンは新宿。そう、あの新宿です。その新宿での様々な人間模様。客引き、ぼったくり、出禁、etc.……。ここにはリアルな酒場の人たちの姿が生き生きと描かれています。
しかし、話はそれだけに留まりません。主人公の活躍の舞台は新宿から日本各地に広がっていきます。
……まあ最終的には新宿に戻ってくるわけですが(笑)
飲み屋さんが大好きな方にオススメなのはもちろんのこと、お酒が飲めない方、1人で飲みに行くのが怖い方も、盛り場の雰囲気を楽しむことが出来る貴重なエッセイです。興味のある方はぜひ!
ちなみに、本作は、あらすじに『なお、この物語はフィクションです。』と書いてあります。この言葉の真偽は、ぜひ読まれた方に委ねたいと思います。
さて、最後にちょっと(?)蛇足をば。
各所で宣言しておりますので、御存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私(※鶴舞)は、『毎日投稿される新作短編エッセイに全て目を通す』なんて酔狂なことを、数年来続けております。でも、残念なことに連載エッセイまで手を広げられておりません。
では、『更新された連載エッセイ全て読む』ができないのはなぜか?
実は、連載エッセイは、短編エッセイの何倍も投稿されているからです。
『更新された連載エッセイ全て読む』を実現するためには、それこそ『エッセイ以外読まない』or『睡眠時間を削る』レベルの覚悟が必要なんです。残念ながら、私はそこまでの覚悟をもてませんでした。
そんなわけで、私、連載エッセイの『発見力』は、短編に比べるとだいぶ弱いんです。
ですが、紹介した作品リストを御覧いただければ分かるとおり、10本中、2~3本ぐらいの割合で連載エッセイが紹介されてますよね?
これが、ランキングに載るような有名作品なら、発見できているのも納得できるかと思います。
でも、今回の紹介作みたいにランキングに顔を出したことがないような作品も紹介されるのはなぜか?
それは紹介してれる方がいらっしゃるからです。
※今回の『酒罵微忘碌』は『たんばりん』さんの活動報告で教えていただきました。
『たんばりん』さん。素敵な作品の紹介、ありがとうございました。
連載エッセイの玉石混淆度(?)は短編と何ら変わりはありません。『石』に当たろうものなら、話数が長い分だけダメージも大きい。
それでもなお、『玉』を求めて連載エッセイを読みあさる猛者を、私は深く尊敬いたします。
難しいチャレンジにはなりますが、興味の出た方、一度、秘宝探し、してみませんか?
で、良いのを発見しましたら、私まで御一報くださいますと幸いです()
次話は、『なろう』での出会いに関するエッセイを御紹介。




