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【連載休止】カナさんは宇宙警察!  作者: 皆鈴
夢幻獣編
1/2

#1 神那との出会い

凄惨たる空気の中、月の照らす街を少女が走る。


「何なのあの化け物は!?」


見たことない、いや見たくもないおぞましい化け物が

背後から奇声を発しこっちへ向かってくる・・・

このままでは死んでしまう。そんな思いが私の足を

走らせた。

しかし目の前は直線の大通りで振り切ることはできない。

「もうダメ・・」そう思った矢先、追いつかれた・・・

「ガワアアアアアァァ――!」


――――――――――――――――――――

私は海原光咲(かいばらみさき)、中学二年。

いまは一学期が終わり夏休みに入っている。

何もなく時間が流れる学校よりはマシだ。

今日の朝おかしな夢を見た。見たことない生物が

襲ってくる夢だ。あの化け物は何だったのだろう・・・

夢でよかった。いや夢じゃなければあんな状況には

ならない。

それにしてもおかしい。ここは二階の寝室。

今日は誰もいないはずなのに、下から物音が聞こえる。

不安になりながら階段を下る。

カタカタッ、カチッ。

やっぱりリビングの方から音が聞こえる。これは、

パソコンを操作する音?誰かいる?リビングを覗くと・・・


「誰!?」


「あ、やっと起きましたか。光咲さん」


平然とした態度でパソコンをいじっている若い女性。

髪は金髪に近く、制服に似た服を着ている。

そして特筆すべきは髪の真ん中から飛び出ている

アホ毛?よく分からない。

というか何で私の名前知ってるの?

何で人の家に上がり込んでいるの?

ちゃんと戸締まりしたのに。不審者だったら警察に

通報しよう。そう思ったとき、彼女は続けて喋った。


「挨拶が遅れましたね。私は宇宙警察地球係の神那(かな)です。」


宇宙警察?神那?彼女の存在が更に謎に包まれた。




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