第6回 書き出し祭り 第二会場 17.『戦力外となったおっさんが再び立ち上がるまで』
作品URL:https://book1.adouzi.eu.org/n4943fl/18/
【タイトル】
タイトルからは、パーティ追放物のファンタジーと読み取り。
うーん、ありきたり……という感想を持ちつつ、少しだけフライングして冒頭を読むと、「おや?」
もしかしてとんでもない勘違いをしておりましたか。
ただ、どうしても「小説家になろう」で読むとなると流行も意識することになるので、半年ほど前に流行った追放物だとは思われてしまうと思います。
ジャンルを特定できるように、もう少し明確にタイトルで示しても良いかもしれませんね。
【内容】※読みながら書いています
冒頭の1行。
おい、コラ! 喧嘩売ってるのか!
26歳はオッサンじゃないぞ……。26歳がオッサンだったら俺なんて……俺なんて……と、アラフィフの中の人が勝手に最初の1行を読んで荒ぶっておりますが、そこは無視してください。
さてもう一度、冒頭の1行。そして始まる次の段落。
まるでドキュメンタリーのような書き出し。
好きだなぁ。ぐっと引き込まれました。
そして過去の回想から始まる物語のメインストーリー。
「長い間、お世話になりました」
この台詞。
泣ける。もうここだけで泣けます。
そのまま一気読み。
ああ、こういう書き出しもあるんだぁ。
凄いなぁ……。と、口をポカンとしたまま総評に行きます。
【総評】
Web小説向きの作品なのか?
書き出し祭り向きの作品なのか?
そういう疑問はあるものの、続きを読みたいという渇望感が溢れる書き出しでした。
特筆するような引きも無いし、これでまで読んできた書き出しのセオリーとは違うと思うのですが、引き込まれ感が半端ないというか……凄いですね。
一箇所だけ気になったのは、冒頭2行目の「彼らがピッチの上で輝ける時間は短かった」です。ここは「彼らがピッチの上で輝ける時間は短い」の方が、ナレーションとして表現が自然な気がしました(ここを変更すると、後ろも変更しなければなりませんが)
それ以外は面白い、続きを……としか言えません。
作者ご自身の体験なのか、身近に関係者がいたのか……フィクションとは思えないような出来映えです。
この作品に関しては他の方の感想も読んでみたいな。




