第8回 第1会場 3.『人専賞金稼ぎのカッコつけ』
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※諸注意
私の感想は、ライブで読みながら書いていきますので、途中から突然作品に対する評価が変わったりしますので、ご了承ください。また、感想は特に冒頭部分と終わり方に力をいれています。書き出し祭りでは、そこが一番重要だと思っていますのでご了承ください。
【タイトル】
ファンタジー好きを惹き付ける『人専賞金稼ぎ』というパワーワード。
人専門じゃない賞金稼ぎがいる世界観で、あえて人だけを扱う賞金稼ぎ……落ちこぼれだけど凄腕みたいなイメージなのでしょうか。ゴブリンスレイヤー的なノリ?
「カッコつけ」という動きのある言葉で物語の期待値を上げてきます。
連載が始まるとひたすら、『人専賞金稼ぎの~』みたいなサブタイトルが話ごとに付くパターンを勝手に想像しちゃいました。あれ、途中で苦しくなるんですよね。
さて、中身に入っていきます。
【内容】 ※読みながら書いています
一行目で主人公の性格を表す一人語り。
一人称小説だと、入りやすい導入ですね。没入感に期待が持てます。
……と思いきや、2行目で三人称小説。あら。
でも、アリな流れです。何の問題も無し。
ただ一人称じゃ無いアピールで、下記のようなスタイルでもよかった気がします。
「
――物事はクールに、そしてスマートに実行したいものだ
」
この辺は好みですかね。
その後の台詞の部分ですが、ここが少し解りませんでした。
『人。魔物の違法取引をする賞金首、か』とありますが、最初の『人。』は何に掛かっているのでしょうか? ちょっと引っかかってしまいました。
その後、ストーリーはすーっと流れますが、いくつかの疑問が生まれました。
ということで総評です。
【総評】
読んでいて混乱しました。
「人専賞金稼ぎ」なのに、書き出しの中でいきなり「悪魔」を倒しに行く? まだキャラが立っていないのにタイトルとは違うことを始めるのはなぜ? と思ってしまいます。
書き出し4000字で物語が進むのは良いと思うのですが、タイトル回収どころか、タイトルと違うことを始められてしまうと、読者としては自分が何を読もうとしているのか解らず、ストレスを感じてしまいます。
人専賞金稼ぎが、連載の途中でやむを得ぬ事情、あるいは自分自身の過去に関わる事情などで、その方針を変え悪魔を倒しにいくというのであれば、すんなりと入ってきますが、まだ序盤も序盤、書き出しでの方針変更はあまり良くないように感じました。
展開をいじるか、タイトルをいじるかというところで難しい話ではあるのですが……
ジーラのキャラも少し解りにくかったように感じました。
特に終盤の「ヒ、ヒ……」は、笑いなのか悲鳴なのかが判別しにくいです。
キャラを立てるなら、そこは冷静に「消えましたね」と言いながら笑みを浮かべているくらいの描写を追加するのはいかがでしょうか。
あとニアはなぜジーラではなく護衛を食らったのでしょうか。
人狼が問題であれば、人狼を食らう事もできたでしょうし、「何かした」ということが許せないならジーラをターゲットにする方が自然な気がします。人狼を倒した際には拍手をしていたニアが突然、護衛を食らうというところに違和感を感じました。
全般的に、キャラクターの方向性が定まっていないところで、物語の展開とラストだけを優先して字数を埋めてしまっているように見えてしまいました(ごめんなさい)。
あえてプロローグ的な終わり方を目指さず、この4000字の中に詰めたいエピソード、そして書き出しとしての軸を決めて、そこを中心に展開する方が良い気がしました。




