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第6回 書き出し祭り 第一会場 12.『創造主様は裏ボスになりたい』

作品URL: https://book1.adouzi.eu.org/n4245fl/13/

【タイトル】


 端的なタイトル。

 引きとして強いかどうかは微妙かな。

 「創造主様」と敬称が付いていることから、主人公は創造主に振り回される誰か……と推測。

 裏ボスということは、創造主として敬われるよりは黒幕になりたいということなのだろうか。


 ……うーん、タイトルからピンとくる面白さという点がちょっと厳しいかも。

 どうせだったら「創造主は裏ボス」くらい言い切ってしまった方がインパクトがあったんじゃないかな。


 兎にも角にもタイトルは最重要の上に難しいです。


【内容】 ※読みながら書いています


 最初のセリフのところまで7段落を使用。

 作者として、この7段落は必要だったのだろうか。

 書き出し4000字において最初の1、2行というのは非常に重要だと思っています。

 ラーメンで言う所のレンゲで飲む最初のスープの一口くらいに大切。


 その最初をダラっと書いてしまったのでは……と思ってしまいました。

 勿論、そこがワザとというケース、あえて文章を厚くして言葉を連ねる西尾維新先生みたいな手法もありますが、本作ではそこまでの深みを感じられませんでした。


 更に読み進めますが、同じノリで字数だけが嵩んでいく。

 

『キミは、家事は得意かい?』


 この行が最初の1行でも良かったんじゃないかな。

 ミネのキャラ付けが必要にはなると思いますが、前半をほぼほぼカットして、このセリフから開始しても物語としては成立すると思います。


 その上で、裏ボスになりたい動機が語られ、振り回される主人公のエピソードが一つ挟まり、何か面白い引きを残して第2話目へ……というのが書き出しとしては王道な展開だと思いました。


【総評】


 設定が面白いのかどうなのか。

 ストーリーが面白くなっていくのか。

 その魅力が十分に出ないまま4000字を使い切ってしまった作品のように感じました。


 連載時にはその当たりを推敲しきってスタートさせてはいかがでしょうか。

 自分でできるかといえば、そんなことはないのですが、無駄なシーンを挟まない、無駄な表現を作らないという「削る作業」を徹底して追及すると、より高いレベルの作品になっていくかと思います。

 

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