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第8回 第1会場 11.『頂きのないフングス』

https://book1.adouzi.eu.org/n9881fw/12/

※諸注意

私の感想は、ライブで読みながら書いていきますので、途中から突然作品に対する評価が変わったりしますので、ご了承ください。また、感想は特に冒頭部分と終わり方に力をいれています。書き出し祭りでは、そこが一番重要だと思っていますのでご了承ください。


【タイトル】

 フングスって何だろう??

 調べてみるとラテン語で茸。

 頂きのない茸という事は傘の天辺が無いような感じなのかな。

 うん? あるいは人の名前かな。


 ……となってしまいました。

 馴染みの無い単語を使うのは、わりと勝負しているという印象を受けます。なんのこっちゃな読者は、タイトルで離れてしまいますし。


 なお、現在お腹が空いているので、私は読む気満々です。


【内容】※読みながら書いています


 最初の1行好きです!

 作品の冒頭に色とか匂いなど五感を刺激する情報があると、ぞくっとするんですよね。

 「東の空が白む」という時間と色を感じさせる滑り出しに引き込まれます。


 そして圧倒的な存在感の2行目「砂一粒も入り込まぬよう全身を防護服」。

 いいぞ、いいぞぉ……と思ってしまいますね。

 

 『ルトゥタイ』……茸かぁ。

 そうすると「頂きのない」がどうくるかですね。


 ということで一気読み。


【総評】


 プロの犯行かなぁ。

 面白い。寄生する茸の胞子を中心とした世界観。

 王道展開のボーイミーツガール。謎がありそうなヴィヴィ。

 やりやがったな、この作者め……と言いたくなるくらい、気の利いた作品ですね。


 唯一の引っかかりは、急に訪ねてきた面識の無い人物と食事を一緒にすることになったり、タオルを貸したりというあたりかな。

 多分、そういう文化が形成されているのだと思うけど、その点についての自然な理由か地の文での説明が欲しかった。なんか唐突さを感じてしまいました。


 また助けを求めにきた男性は、知り合いであるような描写も欲しいところ。

 流れだけみると、見ず知らずの人がひっきりなしにくる小屋のような印象を受けてしまいました。


 ラストは、もうすこしルカのトホホ感があっても面白かったんじゃないかな。

 この辺りは好みですね。


 全般的に完璧とも言える仕上がりなので、重箱の隅をほじくるような感想になってしまいました。すみません。

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