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第7回 書き出し祭り 第二会場 5.『幼馴染が二人いるせいで、俺の青春は詰んでいる』

https://book1.adouzi.eu.org/n0217ft/6/

【タイトル】


 タイトルとしては個人的に苦手な方です。

 「幼馴染み」「二人」「俺の青春」「詰んでいる」の4つの組合せはテンプレ的に感じてしまって、私としてはジャンル的に敬遠してしまう気がしてしまいます。

 ただ当然、ジャンルとして好みという読者には良いフックになると思うので、その辺りでどこまで読者を絞っていくかという判断になるのだとは思います。

 

 とはいえ、もう少しインパクトは欲しいところですね。

 読んで見て、何か思いつけば一言タイトルについて総評で述べたいと思います。


【内容】 ※読みながら書いています


 ジャンルだからと言ってしまえばそれまでなのですが、冒頭のインパクトが薄いと思います。

 タイトル通りといえばそうなのですが、まるであらすじや帯のような冒頭部分は全部無しで物語を構成してみるというのも検討の価値ありかと。


 『ルシアが学校をズル休みした』から始まってもいいくらいかとは思います。


 ここから一気読み。

 ああ、設定はいいですね。引きとしても面白いです。ただ構成については再考の余地ありという印象を受けました。ということで総評へ……


【総評】


 この作品、できれば引きを冒頭に持ってきた構成の方がインパクトが強いんじゃないでしょうか? 

 あるいは「幼馴染みがもう一人の幼馴染みに恋をした」みたいな語りで始めるとか。


 その上で、「詰む原因あるいは主人公が詰むであろうと考えていること」を書き出しの中で作り出し、ラストで何かしら事件を引き起こしつつ「俺の青春はこうして詰んだ」のような形でタイトル回収といった構成の方が物語の展開に対する読者の期待を高めるような気がします。


 読み終わった後で、改めてタイトルの話ですが、例えば『幼馴染み二人の関係 ― 百合の狭間にいる俺の青春は詰んだ』みたいにインパクト重視である程度タイトルで物語の方向性を出してしまうの方が読者獲得という点では良いかと思います。


 今のタイトルですと、幼馴染み二人とのハーレムもの、しかも途中からヒロイン枠が拡大していくような雰囲気が出てしまっていて、作者が考えている方向性と違って来かも知れません(最終的にハーレムものなのかもしれませんが)


 ジャンル的にあまり読まないのですが、できれば百合が成立する方向で物語が進むことを期待していしまいます。三角関係だとやっぱり古い気がしてしまうので……いや、完全に好みの話なのですが。

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