第7回 書き出し祭り 第二会場 19.『オモチャの行進曲《マーチ》』
https://book1.adouzi.eu.org/n0217ft/20/
【タイトル】
短編?
そう思わせるタイトルですね。
シンプルなのですが、何かひとつ捻りが欲しいところ。
中身を読まない段階ですが、例えば……
『オモチャの行進 反逆編』
みたいな、何か一つ読者のフックになるポイントを付けておかないとタイトルだけで弾かれちゃう気がします。
【内容】 ※読みながら書いています。
1行目はいいですね。すっと入りやすいです。
ただ2行目は必要だったのでしょうか?
『
俺は別に工作が好きなわけではないんだ。
だがこの作業を、もう1か月は続けている。
』
くらい絞ってしまっても作者が伝えたかったこと(やりたくない仕事を1ヶ月も続けている)は伝わる気がしました。
少しそのあとも重い気がしたのですが、トイ子の台詞あたりからテンポが上がってますね。
そして……
うわー、滅茶苦茶好き。
この話、面白いなぁ。
【総評】
出だしだけもっさり感があるような気がしましたが、上述した通り台詞が入ってからのテンポはいいですし、それ以上にナイトミュージアムっぽい雰囲気が漂う世界観と、謎のトイ子の存在が物語を彩っていますね。
この後、どのくらい日常と非日常の差だったり、それを結ぶトイ子と会社業務といったあたりを作り込めるかが勝負になってくると思いますが、書き出しとしては充分な気がします。
できれば、実在のオモチャ(ゲッターロボとか鋼鉄ジーグなど)を使ったエピソードがあると昭和生まれ、超合金全盛期を過ごしてきた私としては、より楽しめちゃったりします(小説家になろうだと難しいかな)
2話目、読んでみたいなぁって思いました。




