第6回 書き出し祭り 第四会場 18.『神の声』
作品URL: https://book1.adouzi.eu.org/n5560fl/19/
【タイトル】
エゴサができないそうす。
そりゃそうだなぁ。
「神の声」自体、沢山でてきますし、「神」と「声」でも1文字ずつ文節分解されちゃうからヒット率が高くなります。
私も第5回の「王と将」でやっちまいました。
タイトル自体は嫌いじゃないです。
ただ、Web小説では、ある程度の話の中身を想起させるタイトルの方が、読者を惹き付ける事ができるので損なタイトルとも言えるかと思います。
【内容】 ※読みながら書いています
ああ、うまいなぁ、この書き出し。
最初の1行は好き嫌いがあるかと思うし、個人的にも避けた方がいい書き出しな気がしたのですが、3歳のエピソードとしてまとめると美しい気がしました。
『ロランは信じた』がどこに効いてくるんだろう。
主人公の絶望をイメージさせる表現が良いスパイス。
という事で最後まで一気に読み進め。
ああ、面白い。
これ書き出しに詰めたなぁ。
ファンタジーなんだけどハリウッド映画っぽい雰囲気もあるし。
ダヴィンチコードなんか、こんな感じなのかな(観てないけど)
【総評】
内容的な点で一つだけ引っかかりました。
「エヴァは妄信的ではあるが熱心なヴァルスの信者」が「幼い頃から何度も何度も繰り返しおこなわれていたのでしょう」という事象とうまく結びつきませんでした。その状況で熱心な信者でいることができたのでしょうか? あるいは神の声が何かをしたのかな……。
展開としては突然、複数の男たちに襲われ、捨てられた……という形の方が神を信じつつ人間を切り捨てるところが自然な気がしました。
ストーリー全般的には惹き付けるものがあります。
好き嫌いは分かれると思いますが、読み進めたいと思いました。
神の右手、悪魔の左手ではなく、両方が神の手なのかな。
声は何なんでしょうね。
安易な伏線が多い書き出しは、つまらなくなる事も多いのですが、この作品のような伏線は好きです。




