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10、買い物と三頭の狂犬

サーシャの武器屋、

いやサーシャが親方と言っていた人の武器屋で、

ショートソードを5本買った俺は、

街を歩いっている、

残り残金5万5千ゴールドだ、

今は冒険または依頼で必要なものを買うために、

街の市場に来ている、

さっきサーシャに聞いたところ、

「市場なら、いろんなものが集まるからおすすめニャ・・・・・おすすめだよ」

との事、

やっぱり言い直すんだ・・・

ということで市場にいる、

屋台が多く、

雑貨から食べ物・武器・防具・魔具など、

様々だ、

魔具?なんだそりゃ、と最初は思ったが、

聞いてみたところ

魔法が使える道具らしい、

魔法が使えない人もいるらしい、

そんな人達にはとても便利なものらしい、

ほかにも冒険者にも人気だ、

魔具は道具だけじゃなく武器や防具もあるらしい、

いわゆる、魔剣とか聖剣とか、

うん、男なら憧れるものだ、

まあ、俺の攻撃にも耐えれる武器が欲しい、

ショートソードはすぐに折れるし、

使い捨てだな、今は、

あとは、魔法書などを売っている店もあった、

たしか俺って、

時空魔法特化だっけ、他の属性は使えないんだっけ、

本当に

本当に

残念で仕方ない、

マジで、月華も魔法スキルをくれればいいのに・・・・

まあ、運だったけど、

てかあのじゃんけんって運なのか、

月華って心が読めたよな、

・・・・・・・・あいつ・・・・

最初からスキルをくれるつもりだったな・・・・

「・・・・・・・・・次にあったら礼を言わないとな。」

今度はいつになるのかな・・・あいつ、

元気にしてっかな、確か寝るっていってたな、

そんな事を考えていると・・・・

「ん?」

「あ?」

俺の目の前にはハゲで筋肉がムキムキのヤロー

キャ、キャサリンじゃないぞ、

あんな化物はもうごめんだ、

「て、てめーはあの時のこ、小僧」

そう、俺の目の前にはCランク冒険者のハゲ、

名前は・・・と・・・・・

なんだっけ、

野郎の名前を覚えるのは苦手だ。

「あの時、俺に一撃でやられたやつ」

「ぐ、ぐぬぬ、ああそうだよ、それとハガンだ、ハガン」

おお、

「ハガンか」

「ああ、そうだ、で何してんだ小僧」

「小僧じゃなく、レンヤで、今は依頼・冒険に必要なものを買っているんです」

「そうか、レンヤか、あの時は悪かったな・・・あと敬語はいらん」

誤ってきた、

実はいいやつなのかな

「そうか、あれは冒険者になろうとしているルーキーにはいつも言っているんだろ」

「わかっちまったか、最近は登録だけじゃなく冒険者になろうとしている人が増えてきているからな、

注意しとかないとな」

「大変だな、あんたも」

と、話している

昨日の敵は今日の友というやつだ

ハガンはなかなか友好的だ

「「兄貴!!」」

突然声をかけてきたのは二人の男

少年に近い、

俺より少し上ぐらいだ、

ハガンは20ぐらい離れてそうだ

「おう、なんだ双子共じゃねえか」

二人の少年の顔はそっくりだ、

「「兄貴、どこに行ったかと心配したんですよ」」

二人で同じ事を言う、

うるさいなあ

ハガンと合わせて暑苦しい奴らだな、

「?兄貴」

「こいつ、誰なんですか?」

「ああ、こいつは昨日俺を負かしたやつだ」

「「ええぇ!こんな小僧が」」

「お前らも小僧だろう、ほら挨拶しろ」

「「でも、本当にこんな小僧が、俺たちの方が強いっすよ」」

ほう、こいつらの方が強いと・・

「舐めていると、お前らもぶっ飛ばされるぞ、さっさと名乗れ」

と、双子の頭を殴った、

「「いった」」

「名乗れ」

「「はい、」」

双子の冒険者が名を名乗った、

「俺はケニーだ」

「俺はトニーだ」

聞いたところ、

兄の方がケニーで

弟がトニーだ、

背は俺と同じぐらいで、二人共青い髪を短くに切っている。

軽装備で武器は

兄は双剣で

弟は槍だ、

そして、ハガンは斧

うん、武器で判断しよう、こいつら

「こいつらは俺のパーティーの一員だパーティー名【三頭の狂犬】だ

一応Cランクパーティーだ」

「狂犬ねぇ」

「「ああ、俺たちは狂犬だ」」

「双子達もCランクなのか」

「いや、俺たちはDランクだ」

「将来有望のな」

とのこと、

確かパーティーランクってパーティーの平均値だったような、

このメンバーならDランクだよな、

と思っていると、

「こらーーーー、双子ーーー!!」

女性の声が俺のところまで響いた。

「「ひいっ」」

双子は逃走をはかった

がハガンに首根っこを掴まれた。

そして、青髪の女性が走ってきた、

はあ、はあ、はあ、

うん、息切れしている、

がとても長く綺麗な青い髪の女性である

背も俺と同じぐらいで胸もそこそこある。

美人率高いなここ、

「おう、遅かったな、テラ」

テラがこの女性の名前らしい、

「はあ、はあ、早すぎよ、双子」

「で、誰なんだ」

「こいつはテラ、俺のパーティーのCランク魔法使いだ」

「はあ、はあ、は、はじめまして、私は【三頭の狂犬】の魔法使いのテラです」

「俺はGランク冒険者レンヤだ」

「レ、レンヤくんね、確かハガンを昨日ぶっ飛ばしたのは」

「ああ、レンヤだ」

「そう、強いのね」

「で、どうしたんだ」

「双子が突然、兄貴ぃ!て走るから」

「「いや、兄貴が心配で・・」」

「だからって走るなよな・・・テラあまり怒るなよな」

「わかってますよ」

「「ほっ」」

そんなに怖いのかよ

双子はテラが来てから終止怯えていた。

ハガン、双子が狂犬ならテラは飼い主だな

「で、買い物だったよな」

とハガンの言葉

おお、今日の目的を忘れるところだった。

「ああ、すっかり忘れていた、」

「そうか、冒険に必要なものとなると・・」

「「技能書!」」

「ちがうわ!」

ハガンの拳が双子に降り注ぐ、

「技能書?なんだそれ」

「えっ、技能書を知らないんですか」

「そうなのかレンヤ」

「ああ、知らん」

「それであの強さか」

で、技能書って何なんだよ

「技能書ってのはね、魔法スキルや技スキルとを覚える為に使うものよ」

「技?」

「そう、例えば魔法も火属性魔法レベルがあっても、魔法を覚えてないと使えないでしょ」

うん、そうなのか

「レンヤくんは何かスキルを持ってる?剣術とか槍術・斧術とか」

「剣術なら・・・・」

レベル10だが・・・

「剣術なら確か【スラッシュ】って技スキルがあったと思うよ」

「まあ、必殺技みたいなものだ」

おお、必殺技か、

いいなソレ

欲しかったんだよな

「レベルによって覚えれる技が増えるのだけど・・」

「レンヤの剣術レベルはどれぐらいなんだ」

「まあ、そこそこです」

10とは言えないだろ。

「スラッシュぐらいなら覚えられるだろ、レベル1だしあの技」

「じゃあ、案内しましょうか技能書が売ってある店まで」

「いいのか頼む!」

俺は興奮していた、

技、

魔法の次に憧れたものだ

「じゃあ、行くぞ」

とハガンが案内してくれた、

もちろんテラとハガンに首根っこを掴まれた双子もだ。










「ここ?」

「「「「ここ」」」」

ボロボロだ

古ぼけた店だ、

うんおれならすぐに破壊できそうだな

ここは市場のはしにある店

「さあ、行くぞレンヤ」

とハガンが扉を開いた。

「おーい、婆さんいるかー」

ハガンはこの店の亭主?をよんでいるらしい

「婆さーーん」

「うるさいわ!ハガンの小僧が」

とドロップキックをハガンに食らわせた。

「グハッ」

おお、盛大に飛ぶな、

ハガンとハガンに首根っこを掴まれた

双子も一緒に・・・・・・

「で、何のようじゃ、小僧」

と髪を金髪に染めていてサングラスをかけた婆さんが出てきた、

キャラ濃いな

「お?小僧はどこじゃ」

お前が吹き飛ばしたんだろ。

「ばあさま、お久しぶりです」

「おう、ハガンとこの小娘じゃないか、なにようだ」

「今日はこの子、レンヤくんが技能書が欲しいそうよ」

「ふーん、お主レンヤというのか」

と婆さんはジロジロ俺を見てくる、

サングラスに隠されている、

婆さんの目は明らかに俺を見ている。

「ああ、Gランク冒険者、レンヤだ」

「Gランク?本当かお主、わしはSランクでも驚かんよ」

「いや、まだGだ」

「そうか、そうか、まだGか」

「で、技能書は売ってくれるのか」

「おう、そうじゃったな、何が欲しいのじゃ」





とハガンと双子なしで話は進んでいく。


ハガン&双子は果たして無事なのだろうか

それは神のみぞ、

いや

破壊神のみぞ知る・・・・・・と言うヤツだ。





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