期限切れ黴生え食肉問題の後
中国の上海福喜食品有限公司が期限切れの肉を再利用したり、黴の生えた肉を使用していた問題が発覚した後、広州のファーストフード店の客がかなり減った。報道によると中国はどこでもそうらしい。日本ではマクドナルドとファミリーマートが同社製の肉を使っていると問題になったようだが、中国では、マクドナルド、ケンタッキー、バーガーキング、吉野屋、ピザハット、ピザジョンなどが同社製の肉を使用していたそうだ。有名どころのファーストフードはほとんどアウト。広州の日刊紙が約一万人を対象に行ったアンケート調査では82%の人がもう西洋ファーストフードを食べないと回答している。
先日、広州郊外にあるマクドへ入ったらお昼時だというのにまばらにしか客がいなかった。カウンターには、只今メニューが制限されていますとだけ表示してある。同僚がビックマックセットを頼もうとするとなぜか、
「レタスが切れているから、レタス抜きになるけどそれでいい?」
と訊かれた。同僚はレタス抜きのビックマックを食べていた。肉が問題になっているのにレタスが切れるのは不思議な気がするのだが。
上海福喜食品有限公司は中国ローカル企業ではない。アメリカ・イリノイ州に本社を置くOISグループの中国子会社だ。立派なアメリカ系の外資企業。地元企業、外資企業を問わず中国の品質管理はどこもレベルが低い――品質管理を無視して金儲けに走る傾向が強い――が、中国だからというだけの問題ではなさそうだ。中国の子会社がきちんと事業しないのは、往々にして親会社の体質そのものに問題がある場合が多い。




