表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
駆け出し魔法学生はスタート時点を目指す  作者: 石狩なべ
第四章:孤独な闇の魔法使い
46/71

第10話 得意科目


 今日はとても良い天気だ。

 いい感じに雲が散らばって、星空と月が闇の中で輝く。

 そんな夜空をミランダ様が飛んでいく。

 あたしは正面からミランダ様にしがみつくように抱きついて、その肩に顔を埋める。肩を震わせてぐすぐす鼻をすすっても、ミランダ様は何も言わない。ただ黙って、屋敷を目指す。


(……早く帰りたい)


 もう帰れるよ。大丈夫だよ。


(……ミランダ様……)


 温かい。ミランダ様の匂いがする。


(もう大丈夫……。もう大丈夫……)


 どんどん地面が近づいてくる。


(見たことある森。ミランダ様のお屋敷。もう少しで帰れる。……もう大丈夫……)


 窓が左右に開かれて箒ごと中に入った。セーレムが走ってきて、床に足をつけるミランダ様を見上げた。


「ああ、ミランダお帰り。あれ? ルーチェがいる。お帰り。ルーチェ。遅かったな。もう深夜だぜ? そんなに働いてたの?」

「うるさいよ。退きな」

「わっ。なんか変な匂いがする。くんくん! なんか重たい匂いがする! ルーチェ、その匂いどうした? あれ、無視された。あれ、無視された! なんで? どうして俺を無視するの? 猫の喋り相手はいつだって飼い主だけ。飼い主だけが俺の世界なのにそんな孤独な俺を無視するの? あーあ。そんなことするなら俺拗ねちゃうから。いいの? 俺ここから動かないよ? いいの? 謝るなら今だよ? どうするぅ?」


 ミランダ様が両手であたしを抱えたまま運んでいく。


「ああ、わかったわかった。おやつくれるなら許してやってもいいよ。ついでに遊んでくれたらもっと許してあげるよ。俺は夜行性だから遊ぶなら今だよ。チャンスだよ。お腹撫でていいよ。でも優しくしてね。……はーあ! あーあ! そうですか! はいはい! 無視ですか! はいはい! そうですか! そうやって無視するんだ! ミランダ! 俺が恋しくないの!? 愛おしくないの!? この尻尾とか、毛並みとか! いつも優しく爪切りしてくれるのに! 今日に限って機嫌悪いわけ!? あーあ! 病んじゃう! もう病んじゃうから! 俺が病気になってもいいの!? ねえ、いいの!? 俺、粗相しちゃうよ!? ストレス抱えて、病気になって、そこら辺で粗相しちゃうよ!?」


 ミランダ様が右足で地面を叩いた。ボールが転がった。


「あ! ボール発見! どこにいたのさ! ハニー! 俺と遊ぼう! ははっ! ハニーったら激しいんだから! ははは!」


 あたしの部屋の扉が勝手に開いて、勝手に閉じられた。風に乗って軽くなってるあたしがベッドに置かれると風が綺麗に消え去った。急に重力が戻ってきて、体が重くなって、いつもの部屋の匂いを感じて、でもあたしはミランダ様にしがみついたまま離れない。


「ルーチェ」


 しがみつく。このミランダ様は、もしかしたらジュリアが作り出した幻覚かもしれない。だから離さない。夢なのであればこのまま目覚めたくない。


「ルーチェ、一回離れな。ドレスが伸びるだろ」

「……」

「魔力を見るから離しなさい。お前ね、ジュリアの魔力が残っててセーレムの気が狂ったらどうしてくれるんだい」


 あたしはしがみつく。もしかしたらが妄想になって、妄想は真実なのではないかと勝手に膨れ上がる。あたしはきっとまだ寝てるんだ。この手を離したら目が覚めるんだ。この人はジュリアさんなんだ。絶対そうなんだ。あたしはまだ闇の中にいるんだ。そう思ったら胸がドキドキして、呼吸が出来なくなって、手に力が込められて、いろんな妄想が頭を駆け巡って、どうしようって思っても頭がパニックになってたらそんなもの自分でどうにかできる術などないからどうしようと思って解決策がわからなくて混乱して困惑して当惑するからわめいて唸ってどうしようどうしようどうしようと思ったあたしにできる事は一つだけ。しがみつくことだけ。絶対にミランダ様から離れないことだけ。


 ――そんなあたしの背中を、優しい手が撫でた。


「……大丈夫だから、離れなさい」

「……」

「魔力を見るから」

「……」

「ルーチェ、……私の家は完璧だよ。それともなんだい。私の城にジュリア如きが侵入できるとでも思ってるのかい?」

「……」

「離しなさい」


 怖い。

 この手を離すのが恐ろしくて仕方ない。


(怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い。怖い)


 手を離していいの? 本当に?


「ルーチェ」


 聞き慣れた声があたしを呼ぶ。


「早く」


 あたしは固唾を呑み、その声を信じる。

 震えて止まらない手を離す。

 ミランダ様が覆いかぶさってきた。


(あ)


 ミランダ様の顔が近くなる。


(あ……)


 ミランダ様の髪の毛があたしに落ちる。


(……あ……)


 唇が重なる。

 ミランダ様の熱があたしに移る。


(……温かい……)


 ミランダ様の舌があたしの口に入ってきた。


(あったかい……)


 ミランダ様の熱を感じる。魔力を感じる。ミランダ様の魔力があたしの中へ入ってくる。じわりとじわりとあたしの中へ進入し、体の中に隠れていたジュリアの魔力を全て光で消滅させるように、一つ一つ見回るように魔力が流れ込んできて……。


(……あれ……)


 怖いの、なくなった……。


(心が落ち着いてきた……)


 舌と舌が交わる。


(わ、ミランダ様の……)


 熱。体温。


(わ……あ……。……安心する……)


 目を開ける頃、ミランダ様の唇が離れてしまう頃、脳は非常に落ち着いて、体がとても軽くなっていた。ミランダ様があたしを見下ろす。あたしはぼんやりとミランダ様を見つめる。ミランダ様の手が伸びて、ゆっくりとあたしの頬をなぞって――デコピンしてきた。


「痛い」


 額を押さえると、起き上がったミランダ様から不機嫌そうな声が漏れ出た。


「友達と課題をするんじゃなかったのかい」

 ……すみません……。

「……ジュリアに何を言われた」

 ……お姉ちゃんを、逮捕されたくなかったら、家政婦のアルバイトしてくれって……。

「なんで相談しなかったのさ」

 ミランダ様に言ったら、……お姉ちゃんがどうなるか……わからなくて……。

「ジュリアの手口にまんまと乗せられたのかい」

 ……。

「そういうところがあるんだよ。あの女。何が嘘で、何が本当なのかすら本人が一番わかってない。元々変人だったけどね、闇魔法使いになってから、魔法調査隊に入ってから、もっと変人になりやがった。周りの奴らの気が触れていくってあいつは言うけどね、とっくの昔に、あいつ自体の気が触れてるんだよ」

 ……。

「あの女の言う言葉はただの戯言だよ。……いちいち本気にするんじゃないよ」

 ……はい。

「……ルーチェ、今回はお前の様子がおかしかったから念の為形代を貼り付けておいたけどね、いつもこうは行かないからね。自分の身は自分で守らないといけない。ジュリアだけじゃない。あの女より質の悪い輩は腐るほどいるよ。魔法使いってのは」

 ……口から吐くほど……なってる人がいるから……ですよね。

「そうだよ」

 ……御迷惑おかけして……本当にすみません……。

「全くだよ。弟子って言うならもう少し私の役に立つことをしな」


 ……アンジェちゃんは、役に立つ弟子だったのかな。


「……」


 アンジェちゃんにも、こうやって、優しく叱っていたのかな。


(……)


 あたしは、役立たず。ミランダ様に迷惑かけてばかり。最初から断っておけば、ミランダ様にすぐ相談していれば、こんな大事にはならなかった。心に傷を負うこともなかった。ジュリアの顔を思い浮かべただけで、恐怖に怯えることもなかった。


(……悔しい)


 何も出来ない自分が嫌すぎて消えてしまいたくなる。


(もっと魔法を使いこなせることができれば、ジュリアさんに抵抗できたかもしれないのに)


 フィリップ先生の言う通りだ。魔力があってもコントロールが出来ないあたしは外れた音色を奏でる、壊れたオルゴール。


(悔しい)


 実力なんて無い。


(悔しい)


 レベルはいつまでも上がらない。


(悔しい)


 あたしは調子に乗っていたのかも知れない。だからテストの提案をされた時にしぶしぶながらも「受けます」と言ってしまったんだ。馬鹿じゃん。あたし。結局こんなことになって、ミランダ様の恥にならない弟子になるとか理想描いて、ジュリアさんに抵抗できずされるがままにされて、ただの間抜けじゃん。すごい人の近くにいるものだから、自分が強くなった気でいた。成長している気がした。気がしただけだったのに。


(あたしは魔法使いではない。ただの一般人でしかない)


 何も出来ない人。魔法に憧れる人。魔法を使える人。でもそれは魔法使いではない。ただの一般人だ。あたしは魔法使いではなく、何も出来ない発達障害者の一般人。何も成長なんてしてない。


 ジュリアの前で、何も出来なかった。


「……っ……」


 悔しくて、悔しくて、どうしようもなくて、あたしの目頭が熱くなって、両手の甲を顔に押し付けて、すすり泣く。


「……っ、……っ」

「……泣いたって魔法は磨かれないよ。ルーチェ」


 ミランダ様の声に、過剰集中が起きる。


「やるしかないんだよ。一秒一秒が自分との勝負だ。攻撃する魔法。守る魔法。戦場ではね、敵しかいないんだ。仲間が死んだら味方が一人、また一人、もう一人、どんどん消えていくしか無い。だったら味方を減らさないように守るしか無いんだよ。でもね、ただ守るだけじゃ駄目さ。敵を怯ませるんだ。そうしないと相手は調子に乗って攻撃を仕掛けてくるからね」


 ミランダ様はどんな修羅場を乗り越えてきたんだろう。どうしたらそんなに落ち着いた、毅然とした態度でいられるんだろう。あたしはいつも焦って、テンパって、あたふたしているのに。どうしたらミランダ様みたいになれるんだろう。どうしたらアンジェちゃんみたいになれるんだろう。どうしたらアーニーちゃんみたいになれるんだろう。どうしたらお姉ちゃんみたいなすごい魔法を使えるようになるんだろう。


「ルーチェ、やるしかないんだよ」


 やるって何を?


「繰り返すしかないんだよ」


 繰り返すのはしんどいし面倒くさい。


「人よりも何倍も何倍も繰り返して練習して、それでやっと光は輝く。ルーチェ、言ってるだろ。私達はね、天才じゃないんだよ。研究者だ。研究をして努力するしかないんだ。努力ってわかるかい? 努と力。努はどういう意味だか知ってるかい? 力をつくすって意味だよ。じゃあ力とは何か。成し遂げるエネルギーのこと。自分に備わってるありとあらゆるエネルギーを使って物事を為していくこと。それが努力。時間と自分のエネルギーを使って、天才が10回なら私は100回。私よりも不器用なお前は1000回やりな。そこまでしてようやく自分の理想に近付ける。それしかないんだよ。近道なんてものは存在しないんだよ。存在していたら、なりたいと思った全員が魔法使いになれてる」


 ミランダ様の手があたしの頭に触れた。


「悔しいならやるんだよ」


 あたしの頭を優しく撫でた。


「二度と私に迷惑かけまいと、やるんだよ」


 それでも、どうしても、横から邪魔が入るなら、


「その時はお前の師である私が蹴散らしてあげるから」


 お前は思う存分やりなさい。


「辛くなったら一度思い出してごらん。自分がなぜこの道に入ろうと思ったのか」


 クラスメイトに復讐するため。

 偶然魔力があって、光魔法を出すことが出来たから。


 光に魅入られたから。


「どんな自分になりたいのか考えたら、目標も、課題も、見えてくるものさ」

 ……。

「ひとまず……もうジュリアには関わるんじゃないよ。話しかけられても最低限の会話だけにしときなさい」

 ……はい。

「……今夜はもう寝なさい」

 ミランダ様。

「ん?」

 あたしが、入学が難しい第一ミラー魔術学校に入れたお話をしたの、覚えてますか?

「……ああ。覚えてるよ」

 あの学校に入れたのは……あたしの光魔法がすごかったからじゃありません。


 あたしは思い出しながら話していく。


「闇魔法を見せたんです」


 当時のあたしは7歳。初めて覚えた魔法は光魔法ではありません。……闇魔法でした。魔術に目覚めたのは4歳。触らなくても物を動かすことが出来たので家族の前でやったら、魔術だって驚かれました。でも、今の時代魔術を持ってる人なんてそこら中にいるので、ルーチェは持ってるんだね。程度でした。で、イタズラを始めるんです。お姉ちゃんと一緒に。イタズラは様々でした。お姉ちゃんが提案して、あたしが遂行します。そのミッションが面白かったんです。その内容は、明かりを消したり、人に悪夢を見せたり、足を痺れさせたり、影を大きく伸ばしておばけのようにして驚かせたり。でも、そんなことばかり繰り返していたら、やっぱり親に叱られるんです。もう使っちゃ駄目って言われて、闇魔法は使わなくなりました。


 でも、第一ミラー魔術学校の試験日では、もう絶対通りたくて、思い切って光魔法を見せたら、大人たちの反応がよくわかったんです。これは、通らないって。で、集団オーディションみたいな感じでやったんですけど……試験官が最後に言ったんです。やり足りないことはありませんかって? あたしは手を挙げて、やってないことがありますって言って、闇魔法を見せました。なんだったかな。その場に居た子達の影を動かして、一つに固めて、影のおばけを作って、全員を怖がらせてみせました。そしたら……受かったんです。試験官をやってた先生にも、君のアピールが一番印象に残ったって褒めていただきました。


「でも、あたしは闇魔法ではなくて、ひ、ひ、光魔法が好きだから」

「光魔法使いになりたくて」

「でも先生達はい、いっ、言うんです」

「君は闇の方が合ってるって」

「でも、どうしてもしっ、し、しーっくりこなくて」

「光魔法使いになることだけを考えて」

「過ごしていたら」

「あっという間に、時間が過ぎて」

「……」

「だから、慣れっこっていうか」

「……別に、むかーしからの付き合いなので」

「だから多分、……ジュリアさんの魔力を……注がれても、へい、へ、平気だったんだと思います」

「闇には慣れてるから」


 ミランダ様を見る。


「でも、あの人のや、や、闇は、怖いです。すごく怖かったです」

「……また何か言われたらすぐに言うんだよ」

「……はい」

「……怖かったね」

「……」

「……もう寝なさい。お休み」

「あ」


 あたしは慌ててその手を掴んだ。


「ミランダ様」

「……なんだい」

「……」

「……なんだい。ルーチェ」


 ミランダ様があたしの言葉を待つ。急いている様子はなく、あたしに合わせてじっと言葉を待ってくれるから、あたしもゆっくりと吃る口を動かす。


「……今夜……あの……いつ、い、一緒に……寝てもらえませんか……?」

「ルーチェ」

「わかーってます。子供じゃないし、わかってます。でも」


 闇の中に一人は嫌なんです。気持ちよくて、とろけて、溶けて、気が触れてしまいそうになるから。


「……今夜だけでいいんです。……お側に……いたいです……」

「……こんな年増と夜を過ごしたって、何も良いこと無いよ」

「年増じゃありません。ミランダ様は、……すごく綺麗で、美しくて、魔法の研究者で、すご、ご、すごい魔法を使う、あた、あたしが一番尊敬している……光魔法使い様です」

「……お世辞が上手くなったねぇ」

「……おそ、そ、お、お側に……いたいです……」


 ベッドから起き上がり、ミランダ様の腕にしがみつく。


「今夜だけでいいんです……。……今夜だけ……」

「……ま、今夜は色々あったからね」


 ミランダ様が振り返った。


(えっ)


 ベッドに入ってくる。


(え、えっ、えっ!)


「ほら、奥行きな」

「あ、は、はい!」

「全くもう」


 壁に体を向けると、後ろからミランダ様に抱きしめられる形になる。ミランダ様に抱きしめられてる。ミランダ様が後ろにいる。ミランダ様がお側にいる!


 あたしの心臓がバクバク揺れる。ミランダ様がいる。振り返ってみる。ミランダ様がいる。キラキラした目を向けると、ミランダ様があたしの垂れた横髪を撫でるようにあたしの耳にかけた。


「もう寝なさい」

 はい!


 あたしは嬉しくて、ママにしてもらえなかったことをミランダ様がやってくれたから、もうとにかく嬉しくて、優しい手と、ミランダ様の熱に安心して、思わず頬を緩ませる。


 お休みなさい。ミランダ様。

「はいはい。お休み」

 ありがとうございます。

「わかったから、もう寝なさい。疲れたろう」

 お休みなさい。……えへへ……。


 ミランダ様の片手を両手で握りしめて、お守りのように頰に当てて、あたしは瞼を閉じた。あったかい。心が安らぐ。ミランダ様がいる。ミランダ様のお側にいられる。ミランダ様があたしの側にいてくれる。




 ジュリアには、誰もいない。




(……)


 それは、確かに寂しい。


(……確かにジュリアさんの側にいてあの人の魔力を吸ったところで、あたしは慣れてるから平気だと思う)


 確かに、闇魔法使いの側にいる人間は見たことがない。


(……やっぱり闇魔法使いを目指さなくて正解だった。寂しくなるもん)


 寂しい。


(ジュリアさんとはあんなことがあったし、怖いけど)


 やった。


(側にいて平気な人を見つけたら、それは、きっと、……嬉しくて、ハメ外しちゃうのもわかる気がする)

(……)

(ミランダ様……良い匂い……だな……)







「……もう一匹ペットが出来たみたいだよ。灰色の犬のね。全く」


 弟子は目の前で穏やかに眠っている。


「ジュリアは執念深いからねぇ。……こうなった以上、あまり外出させない方がいいかね」

「……」

「はあ。脳天気な顔だよ。全く。この馬鹿弟子」


 ミランダが頭を撫でていた手で、弟子の額を軽く小突いた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ