表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
108/627

106.ネル可愛い

・ヨツバ視点


朝、私は目が覚めた。

さっそく自分を鑑定。


――――――――――――――――――――――――

名前:ヨツバ

Lv:45(0歳)

種族:人間

スキル:【鑑定Lv12】【四次元空間Lv5】【フリーズLv42】

【レッサーヒールLv1】

【経験値15倍】【習得Lv30】

ステータス:

HP 469/469 MP633/634

ATK98 DEF91 MAT137 MDF99 SPD82 INT185 LUK72

称号:【冷帝】【豚殺し】


異世界に転生した人間。前世は椿宝女学園の学生。

美人で秀才だったが、人を寄せ付けない態度から冷帝とあだ名が付けられた。

実は小説家にニャろうの読専。

現在、ナンシーの二女。

――――――――――――――――――――――――


クックック……フフフフ……ハーッハッハ!

圧倒的じゃないか、我がステータスは!

一部のスキルのレベルも、ちょっと増えてるし!


経験値はダメージをたくさん与えるほど貰えるから、オーク相手には、ありったけの【フリーズ】をぶちこんだ。

それが効果的だったのだろう。


これだけMPがあれば、スキルの練習し放題!

やったー!

猫さんあざーす!



「あら、ヨツバったら、ご機嫌ね」



だが私はまだ赤ん坊。

今日もナンシーさんの乳を吸う。

そして排泄物を世話してもらう。


本当は、排泄物は【四次元空間】でキレイに取り除けるんだけど。

ナンシーさんが怪しむ可能性が高いから、あえて垂れ流ししている。

ごめんねナンシーさん。私が大きくなったらたくさん稼いであげるよ。



「ヨツバ! おはよー!」



おはようネルちゃん。

私のほっぺたをツンツンするのを止めてもらえないかね?



「ネル、ママこれから朝ごはん作るから、ヨツバの面倒を見ててね」


「はーい!」



ナンシーさんは調理場に行った。



「あのねヨツバ! 猫さんが、絵を描いてくれたんだよー!」



ネルちゃんの見せてくれた絵は、ネルちゃんを写生したものだった。

上手っ! あの猫の前世はイラストレーターか?!



「えへへ……」



ああ! 自慢するネルちゃん可愛い!

前世でもこんな妹が欲しかった!

実際は私が妹でネルちゃんが姉だけど!


ナンシーさんが戻ってくるまで、ネルちゃんは延々と猫さんの話を続けた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ