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淡々……と
季節は夏
浮き沈み激しい
俺の感情
桜の景色
今は夏
梅雨がまだまだ
続いている
鉛色の重い雲
まるで俺の心色
絵にならない
オッサンの憂鬱に
雨は淡々と
降りしきる
俺は何故だか
暑くなる
夏だからでなく
情けないから
涙は出ない
そこまでセンチでない
病んでもいない
梅雨の雨だ
淡々とふる雨
俺の心も
淡々と暑くなる
淡々と
淡々……と
いろいろあった
そしてこれからもある
時間は流れても
淡々と降る雨に
生きているんだ
訳のわからない
理由をつける
淡々……
淡々……と




