71/146
ごめん
いつもの仕事
いつもの相棒
いつものように淡々と
仕事している
俺とそいつは
そりが合わない
理由はなかった
生理的に
反発しあう
今日、そいつが
とんでもない
ミスやらかした
いつもしっかり
しているそいつ
激しく
落ち込み
塞ぎこむ
俺は後処理を
してやった
顔は淡々と
していた
内心はイラついた
俺にだって仕事はあるんだ
そんな気持ちを
押さえていた
帰りに
そいつと
鉢合わせ
そいつは一言
すまん
弱々しく
声にした
俺は首を横に振る
お互い様
それだけ
言って
職場を出た
それ以来
少し距離感が
心の距離が
縮まった
いつも同じく
淡々と
仕事をこなして
いるけれど
何故だか
心は潤って
生理的
いつしか
それは
消えている




