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愛のコーヒー 叙情詩 赤
二人のやりとり
コーヒー飲んで
部屋の隣で
待っていた
俺はコーヒー
飲みながら
苦さと酸味を
味わった
コーヒーか
母に言われた
思い出す
愛はコーヒーそのものよ
笑いながら
教えてくれた
愛は苦く酸っぱいの
それが好きな人もいれば
それでは飲めない人もいるの
だからミルクと、お砂糖は必要なの
特に愛言う名のコーヒーは
品物と言うミルクと
お金と言う砂糖がよ
私は苦いコーヒーは飲めないわ
だから感謝していた
呪文のように
言い聞かせながら
俺はコーヒー
飲み干した
ミルクと砂糖を
拒みながら
苦いコーヒー
味わった
愛とは苦いもの……か




