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喜怒哀楽  作者: クレヨン
43/146

警鐘 叙情詩 赤

 一丁目一番地のもう一人の詩です

 一丁目一番地

 ここはあなたとの繋がりを交わした場所

 そして私が残った場所


 私は護った

 あなたとの約束を

 あなたは優しい

 たくさんのお金を

 いつも与えてくれた


 綺麗事は言ってはいけない

 そう生きていけない

 あなたの誠意がお金だったこと 

 嬉しかった

 だから子供を育てていけた

 

 愛


 そんな言葉は幻

 見えない、実体のない

 邪悪な悪魔

 何故、私から

 離れたの 

 女としての魅力が

 無くなったから

 それとも……


 また背中が痛い

 これは時の警告音

 どんどん音は激しくなる

 

 もう一丁目一番地には

 私の形は残らない

 あなたに言いたい事がある

 それは……


 子供があなたを

 連れて来た

 時間の魔法に

 老いたあなた

 そこには若い日の

 面影はあったと思う

 だけど、何かが違った

 私は違う言葉が、口から出た


 ごめんなさい


 こんな言葉は

 あり得なかった

 こんな言葉をかけた私は

 まだ、あなたに未練が

 あるのだろうか


 背中の警告音が

 激しく警鐘を鳴らしている

 

 うるさい


 どの道わたしは死ぬ

 今くらいは

 鳴らさないで欲しい 

 

 


 

 

 

 

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