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見事な青空
雲一つない
青い空
透き通った
冷たい空気に
煌めきを映す
青い空を眺めていると
何故だが無性に
泣けてくる
胸が締めつけられるから
何故?
わからない
理由は知らない
知った所で
どうでも良い
青い空を見上げていると
自分の小ささが
わかる気がする
不思議と声が
聞こえてくる
今日も始まる
頑張れよ
そんな言葉が
聞こえてくる
おいおい……
青い空よ
よく言うぜ!
自分は都合悪くなりゃ
雲に隠れてしまう癖に!
都合の良いとき
そんな時だけ
応援するな
笑いながら
空を見上げている
冷たい風が
頬を撫でる
早くしろと
催促をする
はいはい
わかりました
俺は時間に逆らいません
視線を戻して
歩き始める




