世界観
作者の覚書レベル。何かあれば追加いたします。
レドヴィナ王国とは
選挙制女王国。三つの大公家、五つの公爵家の娘の中から女王を選出する。そのため、王族はいない。選挙権は貴族と富裕層の平民にある。
女王の任期は二十五年。女王でも結婚は可能だが、子供と引き離される場合が多い。また、爵位を保持していても即位は可能である。
女王候補となった娘の教育は三年間行われる。女王となった娘は、先代女王から戴冠式で王冠をかぶせられることとなる。大公家、公爵家の威信にかかわるため、結構みんな必死。
ちなみに、エリシュカ女王は十五代目の女王である。
レドヴィナ王国は農業に適していない。北のほとんどは山間部であり、鉱山物が主な資源。宝石もよく取れる。魔法の全盛期は、魔法石も多数出土していた。
一方の中央から南にかけては平野が広がる。この一帯で作物を生産していることになるが、国自体が大陸の北にあるため、冬が長くあまり作物が育たない。そのため、食料自給率は低め。
王都クラーサの中心を運河であるフメラ川が貫いている。貿易等はこの川で行われている。女王が住まうレドヴィナ宮殿は王都の中心、少し高くなったところに存在する。宮殿の周囲は貴族街となっており、貴族の王都邸が置かれている。
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