926.　『同期の絆！あるとちゃんを手伝おう！(？)カップリング断捨離』配信②

　926.　『同期の絆！あるとちゃんを手伝おう！(？)カップリング断捨離』配信②

　ということで企画が始まる。でも……配信者としては、どっちに転んでも面白い企画だな。ココアちゃんは同期だし、すずめちゃんはかのんちゃんとのカップリングが無くてもそこそこ問題ない。

　人選も上手い……とか彩芽ちゃんの成長を喜んでいる場合じゃない。半分ずつになればいいわけだしな。……え？もちろん半分を狙うつもりだ。決して『あるましろ』のほうがいいなとか思っていないから。

「では、早速行こうかな？カップリング断捨離の最初の質問はこれです」

【もし付き合うならどっち？年上or年下】

　コメント

『定番だな』

『ん？』

『どっちか年下なのw』

『本当だw』

『あるかの若いよね？』

『いきなりぶっ込んできたw』

「あるとちゃんマジかw」

「いやいやw」

　《えぇ！？本当に真面目に答えてるの？》

「なんで疑ってるんですかましろん先輩？真面目に答えてますよ？これはあるとちゃんの回答を答えてくださいね？」

　……だとしたら、年上が彩芽ちゃんであってほしいんだが。いや、待てよ？オレと付き合ってるから、なんか違うな？みたいな感じなのか……でも、衣音ちゃんが年下選ぶのか？え？どっどうなんだこれ？

　《ココアは普通にこっちだと思う》

　《みののん……どうなんだろう？好きすぎてるのはボクなんだけどさ？》

「好きすぎてないだろ！あと、みののんやめろ」

「ましろん先輩まだですか？」

　《いや……え？信じていいの、かのんちゃん？》

「はい？なんですか？かのん司会ですよ。いつも『あるましろ』とか変な妄想を1人で言って……いや、断固ましろをしてるから、1番近くにいて、大切な古参の親衛隊のかのんの解像度が低くなってるんじゃないんですか～？ファンは大切にしないとダメですよ？Fmすたーらいぶのエースなんだから」

　《かのんちゃんw》

　コメント

『煽るねw』

『ましのんなんだよな』

『でも、今年最後かも』

「じゃあ回答きたかな？これです」

　ましろん先輩⇒年下

　ココアちゃん⇒年下

　すずめちゃん⇒年下

「全員同じかな？正解は年下です。そうなんだあるとちゃんw」

「一応、あるとは結構面倒みたいタイプなんだよね。だから年下にしたよw」

　《じゃあ、ましろの面倒見てよあるとちゃん》

「姫先輩は年下じゃないですw」

「なんか、ましろん先輩焦ってましたよね？」

　《焦ってないよ？ほら、かのんちゃんが年下だったら問題かなって》

「何が問題なんですかwかのんは3期生でお姉さんですよ」

　コメント

『とりあえず正解』

『残り5問』

『みんな頑張れ』

「サクサク行くね？じゃあ次の質問はこれ」

【最後の恋だとしたら、自分から勇気を出して告白する？相手からの告白を待つ？】

　《はいはい。たぶんかのんちゃんはこっちだから、あるとちゃんはこっちだねw》

「姫先輩！さっき、あるとを答えたからかのんちゃんの方が良くないですかw」

　《なんで？》

「なんですか、なんでってw」

　《あるとは絶対こっち！かのんちゃんがこっち！間違いない！》

　《かのん先輩の解像度が低くて、あると先輩こっちなのかな……？》

　コメント

『どうなの？』

『最後だからな』

『気になる』

「じゃあ回答きたかな？これです」

　ましろん先輩⇒待つ

　ココアちゃん⇒待つ

　すずめちゃん⇒する

「なるほど……えっとあるとちゃんの回答は告白するです！なのですずめちゃんだけがあるとちゃんってことだね」

　《えぇ！？あるとちゃん。いいよ、ましろ待ってるw》

「最後の恋ですよ姫先輩w」

　《これ嘘だ！あると絶対告白しないじゃんw》

「するよ！後悔したくないもんあると」

　《というか、かのんちゃん待つの？本当に？ましろ信じられないんだけどw》

「ましろん先輩はかのんの何を知ってるんですかw最後の恋……もうそこまでいったら、かのんはコミュ障陰キャ女としてひっそりと生きていきたいw」

　コメント

『そこまでいったらそうか』

『色々面倒になるからな』

『すずめちゃんさすが！』

　《勘だったんだけどwでも、あると先輩告白するんだ～なんか……可愛いね？そうなんだ～w》

「絶対バカにしてんだろ、ちゅん助w」

　《ちなみに、なんて告白するのあるとちゃん？w》

「やらないですよ姫先輩w」

　コメント

『生意気なんだろうな』

『ツンデレなんだろうな』

『最高だな』

「じゃあ次の3問目行こうかな？」

　ということで、とりあえず1つずつ選んだことになる。残り4問。これ、結構難しいぞ？半分ずつ選びたいが大丈夫だろうか……？