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閑話

お読みいただきありがとうございます

20160513正しい位置への入れ替えをしています

 お母さんに連れられて病院から帰ってきた。


「病院から連絡!VR接続反射あり!」

「政府からの許可証は?」

「確認できています!」


 私をかばってつぶれた。


「病院から連絡!意識レベル回復!ログイン補助準備完了!」

「サービス開始は予定通りいけるな?」

「大丈夫です!」


 もう歩けないかもしれない。

 病院から出ることもできないかもしれない。


「病院から連絡!状況説明終わったそうです。取り乱す様子もなし」

「進捗状況は?」

「ネーム設定……クリア。アバター設定……クリア。精神状態……少々高揚しているようですが問題なし」


 病院の先生に生活空間になるゲームの相談をされた。

 テストケースになるらしい。人体実験みたいだけど、技術の確立はできているらしいし、なにより会って話せる。


「宿屋でベッドに入りました」

「やれやれ。一安心だな」


 ログインして会った瞬間、泣き出してしまった。とても安心した。

 でも、泣いたことで困らせてしまったみたい。


「生産活動か。なかなか手つきいいな」

「実際にいろいろ作ってるみたいですよ」


 ログインしては無事を友達に知らせる。

 やりたくても初回導入分を手に入れられなかったひとばかりだから、みんな情報に飢えている。

 意識してないみたいだけど、結構人気者だ。


「陰陽とはまたレアなとこいくなぁ」

「プレイスタイルとスキルの多様性の観点からはサンプルが増えていいことですが」

「否定はしないがサンプルって言ってやるなよ」


 学校があるから常に一緒にいられないのがもどかしい。


「誰かシステム介入してイルカだしたか?」

「いえ、チェックしましたけど、AIの行動上の偶然です」


 揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれたいよっしゃ揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた揉まれた

 や、やっぱりそういうことしたいのかな。でも、まだ付き合ってないし。


「見事にクラスチェンジ第一号ですね」

「これからも頑張っていろいろ見つけてほしいね」


 素材押し付けちゃったけど、大丈夫だよね?


「GMコール入りましたー」

「はいはーい。いってきまーす」


「これは参った」

「結構重要ですよね。食」

「とりあえず、おにぎり渡して米の村の情報わたそう」

「管理者側として、ゲーム情報明かしていいんですか?」

「脳筋しか先に進んでない状況の方を問題視する」

「なるほど」

「では、おにぎりに馬刺しつけてわたしてきまーす」

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