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全ては彼女の元へと

もう会いたくはないと言ったでしょ。

何をしに来られたの?


そういえば、貴方。

私のことを皆に言ったでしょ。


風の民に、高位精霊たち。

全員が今、この地にいるのよ?

まったく迷惑なことだわ。


べ、別に照れてなんていないわよ。

馬鹿なことを言わないで頂戴!


ツンデレ?

違うわよ。

知っているわよ、その言葉。

皇国の方から流行始めた言葉でしょう。

領民たちも使っているのを聞いたわ。



まぁいいわ。

貴方に少し聞きたいことがあったのよ。


あの当時、人が精霊になるなんて話聞いたことも無かったわ。

フェーリは今『森の姫』という名で精霊として存在していると聞いたわ。

あの子は、地の精霊王の娘とはいえ精霊の力を使えたとしても精霊ではなかった。

人よりも長い時間を生きて死んでいく。

その筈だった。

それに、様々な古文書を集めたのだけれど、精霊について本来とは異なる記述が目立つわ。


何故、貴方たちはこんな間違いを許していたの?




今、何て言ったの。



貴方は誰?

地の精霊王の姿をして・・・

いえ、それは彼の身体ね。

それは間違いない。間違えようがないわ。



まさか




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