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19 妖精王

まだ続きます





「はぁ」

 高い崖の上から、ため息を一つこぼす影があった。


「ちっ、せーっかく私たちがこの国を取れるチャンスだったのに...いざこざ起こしてくれた勘違いババアは捕まってっし、燃えたクソ妖精の寝床は元に戻ってっしさぁ、あーあーあー」

 


 フードを深く被った男は、おもむろに懐に手を差し込み、何かを取り出す。


 それは手のひらに収まるほどのナイフだった。

 両側に刃がついた、ダガーナイフ。短剣。

 小さなナイフだというのに、実に豪奢な作りで、至る所に緻密な装飾が施されている。

 

 大きく振りかぶったかと思うと、何もない空間に向けて、小型のナイフを思い切り突き立てた。

 空間にナイフが突き刺さる。


 

 何もない、透明な、ただの空気。ただの青空。先に見えるのは、国境を越えた先の敵国。その王城が見えた。

 


 思い切り力を入れて腕を引き下ろすが、まるで前に進まない。押し戻されようがぐりぐりと押し進む。


 ビリビリビリと破けるような音だけが響き、ほんの少しの上澄みがぐにゃりと破けた。

 何度ナイフを突き立て、裂いてみても、まるで何重にも重ねたビニールを破く程度にしか刃先は進まない。


 破けた空間は、あっという間に閉じてゆく。

 それをみて、つまらなさそうにまた「あーあクソッタレ」と呟いた。





 ◆◆





 息を吹き返したという表現が正しいのだろう。青々とした木々がにょきりにょきりと地面から生え出し、見事に元の姿に戻っていく。


 大人になったあの少年は、あちらこちらにふうふうと息を吹きかけ「これでよかろう」というと、するりするりと萎み、人間の男性の平均的な身長ほどまで縮むと、こちらにゆったりとした動作で近寄ってきた。


「これくらいのサイズがやはり便利だなぁ。貴様もご苦労。実に良い回復薬だったぞ。うんうん良い感じで力が戻っているな。ほれほれさっさと立て」


 今しがた起こった出来事があまりにも衝撃的な事ばかりでポカンとしていると、ジクジクと痛みが出てきていた手首からしゅるりと紐が抜ける音がした。


 ハッと手元を見れば、縄が床に落ち、腕が自由になっていた。


「ありがとう、ございます」


「ふん」


差し出された手を取り、立ち上がれば、遠くから「ティナ!」と私を呼ぶ声がした。


 かけてきたのはフィフィとドドリだった。

 顔を見るなりホッとした表情をするも、すぐにハッとした表情を作り素早くその場で跪いた。


フィフィとドドリはいつでも気安かった。その2人が突如表情が消え、跪く状況に驚いていると、「貴様ら何故ここにいる。逃げなかったのか」と冷たい声が聞こえた。



「はい。ソナ王」

「王の愛した森を離れるわけにはまいりません」


「そうか」


「王の力で火の雨も止みました。じきに逃げた同胞達も戻るでしょう」



 ドドリがそういうと、「原因は人間の仕業と見たが......」そう呟くとチラリと私を見た王と呼ばれた青年は「惜しいなぁ。今ならばこの森に入ったものが人間か、魔物か、妖精か判別できるというのに。はぁ......お前は何者の仕業か知っておるか?」と優しく問いかけてきた。


 驚くほど優しげな声に、フィフィ達に問いかける声色との違いに驚きつつも、頷く。


 その豹変の仕方は、心が和らぐような優しさではなく、一体何をきっかけに感情が変わるのかわからない不気味さを持っていた。


「女性が、火を」


「魔族か?」


 首を振る。


「では人間だな。ここの国の、そうか。この国の人間がなぁ」


 妙な緊迫感があたりを支配し、誰ともなく喉が鳴った。


「ああ、貴様、ティナと言ったな。ご苦労だった。またここにおいで。ティナは入れるように紋を刻んでやろう。腕をだせ」


「は、い...こう、ですか?」


 腕を差し出すと、その手をそっと持ち上げ、キュッと握った。

 そうすると、手の甲がぽわりと温かくなり、うっすらと光ると、ソナ王は満足げに手を離した。



「これで良い」



 戻された手をまじまじと見つめるも、特に変化はない。手の違和感もまるでなく、一体ここに何を施されたのかは謎だった。ただただ、何が起こるかわからないという底の知れない緊張感と恐怖から解放され、ホッとした。


 

「森の前に人がいるな。ではティナ、今から言う事を伝えてこい。この国の王をここへ。この森に火を放った者も一緒に連れてこいとな。それまで人間達に分け与えていた力はお預けだ。国境の結界は我が今は支えているが、まぁこれはいいか。とにかく王をここへ。良いな?」



 コクリコクリと頷くと、しばし顎に手を当てたソナ王は、うーんと唸り、そして指をピンと立て、何かを思い出したようだった。



「ああ、それと何だったか、さあーちゃだったか?まぁいい。回復薬でも構わん。貴様が作ったものも持ってくるように」


 

 私の作る回復薬?そう首を傾げている間に、ポンという音と共に違う場所に出ていた。


 目の前には広大な荒野。

振り返ると、今しがた中に居たであろうルーモフォレ。その森があった。



「ティナ!」



 大きな声が私の耳に届いた。

 ハッとしてその声の方を向くと、そこにはファルマン様が、目を見開いて呆然と立っていた。


「ファルマン様」


 言い切る前に、ダッと駆け出したファルマン様が私をぎゅうっと抱きしめた。


「......よかった......本当によかった......!中に貴女が居ると聞いて身が引き裂かれるような思いだった。無事でよかった...怪我は?」


「大丈夫です...ほら、この通り。探してくださっていたのですね」


 ぎゅうと抱きしめられ、その温もりにホッとする。あまりにも恐ろしい状況が続いた為にくたくただった。

 陰口などは慣れっこだったが、まさか連れ去られて殺されかけるなんて夢にも思わなかった。

 何もかもが目の前で忙しく、恐ろしく進むものだから、怖かった。とても怖かったのだ。

 

 ぎゅうと抱きしめるその強さと温かさがジンと体に染み渡る。芯まで冷え切った体が生き返ったようだった。

 安堵で目がじんわりと熱くなる。



「この魔女っ!! 離れて! 今すぐ私のファルマン様から離れなさい! 恥知らず! やっぱり魔女なのよ! 火で炙られても生きてる! 早く、早く殺して! 貴方!さっさとあいつを殺すのよ。わたくしが命令しているのよ!早くなさい!」


「このっ貴様何を言っている! 暴れるな!」


「離せっわたくしは妖精よ!貴方達が敬い従うべき存在なのよ! 汚い醜男はその手を離しなさい!」



 暴れ、地面に押さえつけられている女性は、間違いなく森の中で火を放った女性だった。


 ハニーカスタードの髪は土で汚れ、絡まりクシャクシャになってしまっている。口汚く罵るその顔は可憐で美しいのに、憎悪に染まってクシャクシャに歪められ、恐ろしい顔へと変貌を遂げていた。



 私は、押さえつけている騎士に対して罵詈雑言を浴びせる女性をただただ見つめることしかできなかった。






◆◆




 ファルマン様に、妖精の王、ソナ王より承った内容を伝えると、急ぐ必要があると、その足のまま王城へ急ぎ向かうこととなった。


 王城に着くと、そこにはたくさんの兵士や騎士で溢れていた。どうやら私が森に捕まっていた間に、魔物が襲撃してくるという出来事があったらしく、誰も彼もがぐったりと疲れてはいたが、生きて帰ってこれた事を存分に共有し合い、祝福しあっている。



 とんでもない量の幾種もの魔物だったと震えながら話す者達もいて、どんなものか知らないだけにゾッとする。

 ネズミやウサギほどの大きさの魔物は畑を荒らす魔物としてメジャーではあるが、それ以上の大きさで、わざわざ討伐しなければならないレベルのものなんて言うのは、この国に住む者達は基本的に目にすることはないのだ。



 騎士や兵士、国境近くに住んでいたとなれば話は別だけれど。

 それでも魔法が使える王家の魔術師達が作る障壁によってこの国は守られている。



 どうしてそんなことになったのか、とても不可思議な事だった。


 広い廊下を進んでいると、一際大きな騎士達の輪があった。



「ティナ!」


 その輪の人の波の中、飛び出してきたのは、2人のお兄様達だった。

 どんなにたくさんの人の中でも一際目立つ赤い髪の毛が風を切って駆け寄って来る。

 いつだってよく目立つ髪は、言葉が不自由だった頃よく迷子になっていた私にとってはすぐ見つけられる色なのだ。


「サラドールお兄様! ジャンドールお兄様!」


「よかった......よかった、ティナ、どこも怪我はないな?」


「ない、ないわ。大丈夫。お兄様もご無事でよかった......ここに来るまでにたくさんの人がすごく大群の魔物が出たって言ってて、お兄様達が真っ先に向かったと聞いたの。それでお兄様達なら大丈夫だと思ったけど、心配で、それで」


 ポロリと涙がこぼれる。


「あれ、おかしいな......」


 パタパタとこぼれる涙に自分でもびっくりする。パチパチと瞬きを繰り返して止めようとするも、より一層視界がグラグラに変わる。


「ティナ、一体何があったんだい? おい貴様ファルマン、お前が何かしたのか?」

「なんだと。変態殿。貴様ティナに何かしようものなら今度は模擬戦では済まさんぞ」


「えっえっファルマン様...?ち、ちが、むむむ」

 必死で手をブンブン振るも、がしっと2人の兄に抱え込むように抱きしめられ、遮られる。


「......何も無かったとは言えません...」


「あ?」

「はぁ?」


「大事な妹君を危険な目に合わせてしまった一端は私にもあるようでした...この責任は、必ず...!王に謁見の許可を急ぎますので、では」


「「はぁぁ〜!?」」



 神妙な顔でそれだけ伝え、ファルマン様はダッと駆け出して人波の中を消えていってしまった。

 もうその姿は見えない。


「ティナ、本当に何もされていないか?あの変態め、何が責任だっ」


「次あったら決闘だ決闘」


 いつだって優しく、冷静なサラドールお兄様までが珍しく顔を真っ赤にして言葉まで汚くしている。頭も顔も真っ赤になっているのがおかしくて、つい吹き出して笑ってしまった。涙もついでに引っ込んでしまう。


 ジャンドールお兄様がふふふと笑い、優しく頭を撫でてくれる。大きな手のひらにとてもホッとした気持ちになった。


「お兄様は?お怪我はない?」


「もちろんだ。ルノワールは怪我して今は医務室へ行ったぞ! 骨を折った」


「まぁっ! ルノワールも戦地へ行ったの?」


「まぁ......ルノワールのは魔物が片付いた後早く帰ろうと走り出したジャンドールに腕を引っ掛けられたんだ」


「あそこにいたルノワールがわるい」


「それはあまりにもルノワールが可哀想よ?」


 うわーんと泣くルノワールが想像できる。

 頭の中でお兄様がごめんねと謝った。

 ああ、なんて不憫なルノワール......

 後で回復薬をプレゼントしよう




◆◆




「明け方、日が出てすぐに出立をする。捕らえた罪人の家族にも今すぐに通達を。ベルモンド家にも回復薬の提供の準備を伝えよ。ファルマン、其方も同行するように」


「はっ」


 王城の奥深く、高い位置にある謁見の間で、どっしりと玉座に座るこの国の王はこの件を重く捉えていた。


 配下に指示をだし、ファルマンを下がらせると、王は深く息を吐いた。


 王都に攻め入らんとする魔物の大群の進行を許し、古くからの約束事を反故にしている事実。

 森が燃えたと言う証言。

 それと同時の襲撃。

 何者かの手引きが透けて見えてくる。


 そして城に仕える魔術師の魔法の消失。


 全てが重くのしかかった。


 妖精の加護があると胡座をかきつづけたツケがおそらくやってきたのだろう。



 夜明けはもうすぐそこだった。



◆◆





「わたくしが何をしたというのよ......」


 自慢のハニーカスタードの髪が、随分と汚れてしまった。

 何もかもうまくいかなかった。

 森も燃えなかった。

 あの女も死んでなかった!

 

 あの時、魔女なら火で炙れば絶対死ぬと思ったのに。だったら刺してから森を出ればよかった......


「何故わたくしがこんな汚らしい場所に。お父様が黙ってはいませんわよきっと......」


 そうだ。伯爵であるお父様が来れば黙ってはいない。きっと出してくれる。そしてファルマン様との結婚もすぐだわ。


 コツコツと地上から牢へと繋がる階段に人が降りてくる音がした。

 小さな灯りがどんどん近づいてくる。


「お父様! お父様ね!」

「ああ、ドリューシャ、なんて事だ......」


「お父様ここから出して!わたくしもう出られるのよね?そこの醜男、早く出しなさい!」


 早く早くとお父様に手を伸ばすと、柵がガシャと大きな音がした。とても不快な金属の音。臭いし暗いし。早くお風呂に入りたい。


「ああ、ああ、なんて事だ」

 鍵が開けられると、兵士の目がキツくお父様を見やる。殆ど睨まれるようにして背を押されたお父様はカタカタと震えながらそろそろと私に近づき、扉を開き、手を取った。


 ふふふ。やっぱりお父様にかかればなんて事ないんだわ。


 ああやっと家に帰れる、そう思って一歩牢の扉を出たら、カチャンと手首に冷たい感触。


 腕を見ると、両手首に罪人が身につける鉄の鎖。ハッとして顔を上げれば、顔を青くし、死んでしまいそうなほどの顔色のお父様が、「なんて事をしたんだ」そういった。

 お父様がブルブルと震えるたびに私の腕にかけた鎖がガチャガチャと忙しなく音を立てた。


「なんで......?お父様?」


「出発の時間だ」


「ファルマン様!」


 ファルマン様!やっぱりむかえにきてくれたのだわ!ほら。やっぱりわたくしが妖精だったのだわ。わたくしこそがファルマン様の求める女だったのだわ!


「まぁ!まぁ!迎えにきてくださったのですね!あっ」


 近寄ろうとすると、兵士が持った鎖が邪魔をしてコケかける。


 ファルマン様はチラリと私を見やると、それだけで、階段をただ上がっていく。


「ファ、ファルマン様、歩きにくいのです、この鎖を解かせてくださいませ」


 バン、と無遠慮に扉が開かれると、外は日が昇りはじめ、ピカリと朝日が眩しい


「ファルマン様、あの」


「おい、伯爵殿。そこの罪人の口を塞げ」



「は、はいぃ」


「えっ?えっんぐ、ぐぐぐ」


「お前はっ、もう余計な事を喋るな!黙っていなさい!」


 ファルマン様が冷たい目で私を見ている。

 何故なの?

 ざいにん?罪人ですって?

 お父様も何故こんな事をするの?


 あの魔女のせいなの?


 なんでなんでなんで



 しばらく荷馬車のようなものに1人乗せられ、逃げられないようにどこもかしこも拘束されて鎖で繋がれた。


 やっと着いたと思ったら、たくさんの兵士と一緒に王様もそこにいた。


 王様やファルマン様とは随分離れた場所で鎖を引かれながら歩いていくと、新緑のような緑の長い髪を持つ美しい男と、秋桜のような美しいピンクの髪の男が、私の元に現れた。


 ポカンとその様子を見ていると、突然鎖を引かれ、ぐんぐんと前へ連れていかれる。転びそうになっても、声をあげても、引っ張る力は変わらない。


 鎖を引かれ、ドシャッと土の上に転がされる。


「ほほぉ。この小娘が?ふぅぅん」


 軽やかに私の前に現れた青年は、とんでもなく美しい人だった。

 キラキラと木々の木漏れ日を受け、朝露に濡れた艶めかしい髪。光の粒が髪の毛一本一本からこぼれ落ちているようだった。


 まるで見たことのない人間ではありえないほどの美しさにブルリと震えた。


「なんと、不味そうだなぁ」


「へ、あ、まず...?」



 不味そう?何が?



 私が?



「回復薬は持ってきたか?」


「うむ。ここに」


 王様が答えるや否や、その美しい青年は言った。


「おい貴様、遥か昔の妖精と人間の誓約について知っておるか?」


「し、しらないです、わ」


 氷のような圧倒的に美しい瞳が、鋭く貫いてくる。

 カタカタと震える唇をぎゅっと噛み締めた。


「しらないか...では今改めてここに契約をし直そう。良いか?人の王よ」


「むろん」


「ははは、成立だな。心して聞け人間。今、この時、全ての事を許そう。おい女、もう一度聞こう。よく思い出せよ?貴様は人間と妖精の誓約を知っているか?」

 

 急な事で頭が回らず、ブンブンと首を横に振る。



「大昔に人に力を貸すと約束したな。あの時引き渡したのは人間の女だったな。魔法と引き換えに大勢の見目美しい人間が用意されたんだったか?聖女が現れれば、それでこそ菓子で十分だ。しかし今回はまた種類が違う。契約の内容が違う。意味合いが違う。友好とは程遠く、これは償いなのである。


人間は悔い改め、その身をもって懇願しなければならない」


 わかるだろう?


 そう青年が微笑むと、バシっと大きな音が響き、地面が揺れ、青年と私の間に大きな亀裂が入った。


「ひっ」


 逃げなければ、転がるように地を這うと、シュルシュルと言う音と共に何かが足に絡まった。


 足に気を取られている間に、両方の腕にも絡まり、空中に引き上げられる。木の根が体中を締め上げている。

 大声を上げたくとも。口にも絡まり、声が出ない。


「元来妖精とは、そんなに素晴らしい者ではない。人に物を貸しては何かを要求する悪魔とさほど変わらない生き物なのだ。我が眷属は随分と阿呆になったが、国と国、世界と世界同士の契約には犠牲は必要不可欠。しかと心得よ」


 そう言って、青年が指を一振りした。

 そうすると、恐ろしい力とスピードでぐんと体が下降する。


 いやいや、いやよ....!いや!


 そう叫びたくとも、誰にも声は届かない。


 ポッカリと地面に空いた裂け目の間に引き摺り込まれた。 




「これで、また人間に力をかそう」


「ありがたく」


 そう言って頭を下げた老体の王は、兵を引き連れてこの森を出ていった。


「これでまぁ。人間にうまく使われてた妖精も対等以上にはなっただろう」


 しかし口直しがないとやってられまい


 フィフィとドドリが、冷ややかな顔で去っていく人々を見つめる。

 

 まずいまずい。

 この国の人間は何とまずいことか。

 

 

 置いていかれたティナの作った回復薬を手に取るとそれを満足そうに舐めた。


 この度は人間の中に聖女がいるのなら、この程度に収めてやろうとソナ王は満足そうに微笑んだ。


 今は随分と力が溢れ、気分がいい。

 時にはそんな時代があってもいい。



数ある小説の中から、この小説を読んでくださりありがとうございます。


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