11章・主要キャラ簡単紹介。
本日は346話も投稿しています。
◇主人公・セラ
11歳。
リアーナ領騎士団2番隊副長。
赤毛とソバカスがチャームポイントのTSチビ娘。
多くの恩恵品と加護、そして2匹の潜り蛇の従魔に加えて、遂には尻尾も生やし始めた。
冒険者の間では蛇姫とか呼ばれ始めている。
美容に効く加護を持っているという噂も王都を中心に伝わり始めていて、それ目当ての面会の申請が増えているが、領主夫妻のチェックが厳しく、滅多に会う事が出来ないレア娘。
ただし、領都の住人は空を見るとたまに見つける事が出来る。
呼んだり手を振ると返してくれて、その際にキラキラ光る何かの加護を発動してくれる、縁起のいい存在として親しまれている。
リアーナ領では「セラ」「セラちゃん」「姫」「副長」色々な呼ばれ方をしている。
◇セラの従魔
アカメ
赤い目の潜り蛇の従魔で、戦闘よりも索敵が得意。
オーク程度はワンパン!
シロジタ
白い舌の潜り蛇の従魔で、索敵よりも戦闘向き。
ゴブリン程度はワンパン!
◇セリアーナ・リセリア・リアーナ
17歳。
リアーナ領領主夫人で、セラの直属の主。
腰まである豊かな金髪と、力ある瞳が特徴の威圧感溢れる美人。
小細工と策謀を好む。
加護の【範囲識別】で常に周囲を探りながら、自身の命を狙おうとしている者達を逆に追い詰めていく日々を楽しんでいる。
主人公には愛称のセリアと呼ぶことを許し、妹分として扱っている。
◇【赤鬼】アレクシオ
リアーナ領騎士団2番隊隊長。
皆からアレクと親しまれる、街の子供のアイドル。
【赤の盾】を手に、皆の前に立つ頼れる盾役。
盾だけでなく武器や指揮も得意だが、彼クラスしか盾役が務まらない魔物も多く、戦闘を行う時はあまり武器を手にする事が無くなりつつある。
式こそ上げていないが、セリアーナの侍女役でもあるエレナと入籍。
◇エレナ
セリアーナの侍女でアレクの妻。
セラの面倒も見ていたが、テレサが加わった事でセリアーナ一人に専念している。
少々腕が鈍って来ている事を自覚していて、ダンジョンが出来たら自分も参加しようと考え中。
最近出番が少なめ。
◇テレサ・ジュード・オーガス
リーゼルとは遠縁の元親衛隊で自身も男爵位を持つ、現セラの侍女兼副官。
長い金髪を頭の上でお団子にしている長身美女。
相変わらずセラの面倒を見つつ、領地の文官達の仕事に見習い女兵士の指導やセラの副官としての仕事もこなす、キャリアウーマン。
リアーナ領では領主夫妻に次ぐ序列第3位。でも、セラを「姫」と讃え持ち上げる。
剣と盾、魔法を高いレベルで使い、今章では戦闘に参加。
◇【閃光】ジグハルト
アレクの副官で二つ名持ちの凄腕冒険者。
セラの本気の施療を受けている為、見た目は30前後のおっさん。
強敵との戦闘や魔法と魔物の研究が趣味と、少々おっかない雰囲気の男だが、気さくで街の者からも慕われている。
今章では強力な魔王種をサポート付きとは言え一撃で葬った。
強力な魔物が多数いるリアーナでの暮らしを満喫している。
フィオーラとは同居中。
◇【魔導姫】フィオーラ
アレクの副官で二つ名持ちの凄腕魔導士兼錬金術師。
セラの本気の施療を受けて、尚且つ見つけたら捕まえて抱きかかえている為、見た目は20代で通用する。
リアーナ領都の魔道具系のシステムを一手に引き受けている、研究マニア。
今章では魔王種討伐の計画段階から参加し、本番ではジグハルトの魔法のサポートを行った。
ジグハルトと同居中。
◇リーゼル・リセリア・リアーナ
第一王妃を母に持つ、家柄、能力抜群のリアーナ領領主の若きイケメン公爵様。
セラの事は「セラ君」と呼び、自由にさせている。
今章では魔王種討伐作戦に参加し遊撃部隊を指揮。
魔王種との戦闘も行いたかったが、自身の立場を鑑みて自重。
◇【探究者】ルバン
領都の南にある海に繋がる川に接した村を任されている、二つ名持ちの冒険者。
冒険者時代のコネを生かして、村は順調に発展中。
アレクやジグハルトと仲が良い。
パーティーメンバーの三人の女性を妻にしているハーレムイケメン兄ちゃん。
もうすぐ子供が生まれる。
◇魔王種・サイモドキ
今章のボス。
体長10メートル弱(尻尾を含めたら20メートル後半)体高5メートル弱。
重量は10数トン。
鼻先に30センチほどの小さな角と、額に1メートル以上の湾曲した大きな角を持つ。
草食獣の慎重さと硬い皮膚と蹄、肉食獣の柔軟さを併せ持つ、魔境生まれの混合種の魔王。
角や蹄、尻尾を生かした連続技で少し苦しめるも、尻尾をセラに断たれ、アレク、ルバン、テレサの三人に完全に動きを封じ込められ、終いにはジグハルトに一撃で貫かれ……その真価を発揮できなかった。




